iPhoneの電磁波を徹底比較!SAR値は大丈夫?影響と今日からできる安心対策
2025/11/14
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毎日手放せないiPhone。とても便利ですが、「電磁波って体に影響ないのかな?」と、ふと気になったことはありませんか? 特に「iPhone 12の電磁波が基準値超え?」なんてニュースを聞くと、心配になってしまいますよね。
目に見えないものだからこそ、漠然とした不安を感じやすい電磁波の問題。「自分の持っているiPhoneは大丈夫?」「他のスマホと比べて、iPhoneの電磁波って強いの?」「もし気になるなら、何か自分でできることってある?」…そんな疑問や不安をお持ちのあなたのために、この記事をご用意しました。
この記事では、iPhoneの電磁波に関するあらゆる疑問に、最新情報と科学的な視点から、とことん分かりやすくお答えします。具体的には…
- そもそも「電磁波」や「SAR値」って何?という基本から
- 【本題】歴代iPhoneの電磁波(SAR値)を最新モデルまで徹底比較! あなたの機種は?
- iPhoneと他の人気スマホ(Android)の電磁波比較。実際のところどう違う?
- 一番気になる!電磁波の健康への影響、現在の科学的な結論は?
- 比較して分かった!今日からできる具体的な安心対策
これらを網羅的に解説します。この記事を最後まで読めば、iPhoneの電磁波に対する漠然とした不安が解消され、「じゃあ、こうすれば安心だね」と納得できる知識と具体的な対策法が身につきます。最新のiPhone 16シリーズの情報も踏まえて解説しますので、ぜひ安心して読み進めてください。
まず知っておきたい基本:電磁波とSAR値って何?
「iPhoneの電磁波比較」の前に、基本となる「電磁波」と、その指標である「SAR値」について、簡単におさらいしておきましょう。ここを理解しておくと、後の比較がぐっと分かりやすくなりますよ。
私たちの身近にある「電磁波」
電磁波とは、電気と磁気の性質を持つ波のこと。難しく考えず、太陽光やラジオ・テレビの電波、電子レンジのマイクロ波など、私たちの身の回りにたくさん存在するエネルギーの一種だと捉えてください。
スマートフォン、つまりiPhoneが通信(電話やインターネット)のために使うのは、この電磁波の中の「高周波電磁波(電波)」と呼ばれる種類です。
スマホの電磁波影響を示す「SAR値(比吸収率)」
では、iPhoneを使っているとき、私たちの体はどれくらい電磁波のエネルギーを吸収しているのでしょうか? それを示す国際的なモノサシが「SAR値(さーち、Specific Absorption Rate:比吸収率)」です。
単位は「W/kg(ワット・パー・キログラム)」。「体重1kgあたり、何ワットの電力を吸収するか」を表します。この数値は、スマホを体に一番近づけて、最大のパワーで電波を送受信している、という「最も厳しい条件」で測定されます。普段の使い方では、通常この測定値よりも低いレベルになります。
測定は、主に2つの状況で行われます。
- 頭部SAR:通話で耳に当てる状況を想定。
- 身体SAR:ポケットに入れるなど、体に近づけて持ち運ぶ状況を想定(測定時の体からの距離は、国やメーカー基準で異なります)。
SAR値の「安全基準」は何のため?
「SAR値が高いと危険なの?」と気になりますよね。私たちの健康を守るため、国ごとにSAR値の「安全基準(規制値)」が定められています。これは主に、電磁波のエネルギーで体温が必要以上に上がるのを防ぐ(=熱作用を防ぐ)ための基準です。十分な安全マージン(余裕)を見て設定されています。
- 日本(総務省)の基準: 頭部 2.0 W/kg、身体 2.0 W/kg (国際的なガイドラインICNIRPと同じ基準、10g平均で測定)
- 米国の基準: 1.6 W/kg (1g平均で測定)
- 欧州の基準: 2.0 W/kg (日本と同じく10g平均で測定)
測り方(1g平均か10g平均か)が違うので、単純に日米の数値を比較はできませんが、重要なのは日本国内で正規販売されているiPhoneは、すべて日本の安全基準値(2.0 W/kg)を余裕でクリアしているという事実です。
「SAR値が低いほど良い」と思いがちですが、それだけで安全性が決まるわけではありません。実際の曝露量は、iPhoneとの距離や使用時間、電波状況(アンテナの本数など)によって大きく変わるからです。
【機種別】歴代iPhoneの電磁波(SAR値)を徹底比較!あなたのiPhoneは?
お待たせしました! ここでは、歴代iPhoneのSAR値を具体的に比較していきます。ご自身の機種、または気になる機種の数値を確認してみましょう。主に日本/欧州基準(10g平均)の値を掲載します。
繰り返しになりますが、どの機種も日本の安全基準値(2.0 W/kg)を大きく下回っているので、その点はご安心ください。
※ご注意:正確なSAR値はApple公式サイトやiPhone本体の「設定」>「一般」>「法律に基づく情報および認証」で確認できます。以下の表は2025年4月時点の公開情報に基づきます。
歴代iPhoneモデル別 SAR値 比較表(日本/欧州基準:10g平均、基準値 2.0 W/kg以下)
| iPhoneモデル | 頭部SAR (W/kg, 10g) | 身体SAR (W/kg, 10g, 5mm距離) | ポイント解説 |
|---|---|---|---|
| iPhone 16 シリーズ (Pro Max, Pro, Plus, 標準) | (推定) 0.98-0.99 前後 | (推定) 0.98-0.99 前後 | 公式発表前ですが、過去モデル同様、基準値を大きく下回ると予想されます。 |
| iPhone 15 シリーズ (Pro Max, Pro, Plus, 標準) | 0.98 | 0.98 | 最新世代も安定して低い数値。基準値の半分以下です。 |
| iPhone 14 シリーズ (Pro Max, Pro, Plus, 標準) | 0.98 | 0.98 | 15シリーズとほぼ同等。モデル間の差も僅かです。 |
| iPhone SE (第3世代) | 0.98 | 0.99 | コンパクトモデルもProモデルと遜色ないレベルです。 |
| iPhone 13 シリーズ (Pro Max, Pro, 標準, mini) | 0.97 - 0.99 | 0.98 - 0.99 | この世代も非常に安定した数値を示しています。 |
| iPhone 12 シリーズ (Pro Max, Pro, 標準, mini) | 0.98 - 0.99 | 0.99 | 後述の仏での指摘がありましたが、アップデートで対応済。通常使用に問題ありません。 |
| iPhone SE (第2世代) | 0.98 | 0.99 | 人気のSEも、基準値をしっかりクリア。 |
| iPhone 11 シリーズ (Pro Max, Pro, 標準) | 0.95 - 0.99 | 0.99 | やや低めのモデルもありますが、大きな差ではありません。 |
| iPhone XR / XS / X | 0.98 - 0.99 | 0.99 | 少し前のモデルも、近年のモデルとほぼ同水準です。 |
※身体SAR値は人体から5mmの距離での測定値。iPhone 16シリーズは推定値です。
このiPhone電磁波比較からわかること:心配無用?
この比較表を見ると、はっきり分かることがあります。
- 全機種、余裕で安全基準クリア!: 日本の基準値2.0 W/kgに対して、どのiPhoneも半分程度の数値に収まっています。まず、この事実に安心してください。
- 機種による差は小さい: 新しいモデルだから高い、Proだから低い、といった単純な傾向はなく、どのモデルも似たようなレベルにあります。「あの機種は危険」ということはありません。
- つまり、あなたのiPhoneも大丈夫: この表にあるどのiPhoneを使っていても、SAR値の観点から過度に心配する必要はない、と言えます。
補足:iPhone 12の電磁波報道について
フランスで一時的にiPhone 12のSAR値が指摘された件は、「特定の測定方法」での話でした。Appleがソフトウェア更新で対応し、問題は解決しています。通常の利用における安全性が揺らいだわけではありませんので、iPhone 12ユーザーの方もご安心ください。
iPhoneと他のスマホ、電磁波(SAR値)を比較すると?
「iPhoneの数値は分かったけど、他のスマホ、例えばAndroidと比べてどうなの?」という疑問にもお答えしましょう。
iPhone vs Android(Samsung Galaxyなど)のSAR値比較
代表的なAndroidスマホのSAR値(10g平均)も見てみましょう。
- Samsung Galaxy S24 Ultra: 頭部 0.759 / 身体 1.29 (15mm距離)
- Google Pixel 8 Pro: 頭部 0.84 / 身体 1.20 (5mm距離)
※2025年4月時点のデータ例。最新機種の情報は各メーカーにご確認ください。
これらの数値とiPhoneを比べると、
- メーカーや機種によって数値は様々。
- 「iPhoneだから特別高い/低い」ということはない。
- 身体SAR値の測定距離(iPhoneは5mm、Galaxy例は15mm)が違うと単純比較は難しい。(距離が近いほど数値は高くなる傾向)
つまり、iPhoneの電磁波レベルは、他の多くのスマホと同程度であり、標準的な範囲内と言えます。「スマホ機種によるSAR値の違い」を気にするよりも、後述する「使い方」を工夫する方が、実際の曝露量を減らす上ではるかに効果的です。
一番知りたい!iPhoneの電磁波、健康への影響は?科学的な見解を比較・解説
さて、最も核心的な疑問、「スマホの電磁波は、本当に健康に影響がないの?」について、現在の科学がどう考えているかを見ていきましょう。
WHO(世界保健機関)や日本の総務省はどう言ってる?
長年の研究に基づき、WHOや日本の総務省など、信頼できる公的機関は一貫して次のような見解を示しています。
- 「スマホ使用と健康への悪影響(がん等)との間に、現在のところ明確な科学的根拠は見つかっていない」
- 現在の国際的な安全基準(SAR値)は、確認されている唯一の影響である「熱作用(体温上昇)」を防ぐために、十分な安全率を考慮して定められている。
- ただし、「長期的な影響」や「子どもへの影響」については、まだ不明な点もあるため、予防的な観点からの研究は継続されている。
より詳しくは、総務省のウェブサイトなどが参考になります。 総務省 電波利用ホームページ|電波の安全性に関する取り組み
「発がん性があるかも」分類(グループ2B)の意味
WHOの専門機関IARCは、スマホの電磁波(高周波電磁界)を「グループ2B:ヒトに対して発がん性があるかもしれない」に分類しています。これは「可能性がある」レベルで、「限定的な証拠はあるが、因果関係を証明するには不十分」という意味合いです。ちなみに、コーヒーや漬物も同じグループ2Bに分類されています。「おそらく発がん性がある(2A)」や「発がん性がある(1)」とは明確に区別されます。
【結論】現時点では過度な心配は不要、でも知識は力に
これらの科学的な見解を総合すると、現時点においては、iPhoneを含むスマホの電磁波について、過度に心配しすぎる必要はないと言えます。定められた安全基準は、私たちの健康を守るために機能しています。
とはいえ、「100%絶対に安全」と言い切れない部分や、将来新しい知見が出てくる可能性もゼロではありません。だからこそ、電磁波について正しい知識を持ち、「どうすればより安心して使えるか」を知っておくことは、とても有意義です。そのための具体的な方法を次にご紹介します。
比較して分かった!今日からできるiPhoneの電磁波【安心対策】
「心配しすぎなくて良いのは分かったけど、それでもできるだけ影響は減らしたい!」そう思う方のために、誰でも簡単にできる、効果的なiPhoneの電磁波対策をご紹介します。
最も効果的なのは「距離」と「時間」
対策の基本中の基本、それは「iPhone本体から距離をとること」と「長時間使い続けないこと」です。電磁波の強さは、発生源からの距離が離れるほど急激に弱くなります。少し離すだけで、体への影響はぐっと減るのです。
具体的な【7つの安心対策】
- 通話はスピーカーかイヤホンで!
- iPhoneを耳に直接つけるのではなく、スピーカーフォン機能を使うか、イヤホン(有線/無線どちらでもOK)を使いましょう。これだけで頭部への曝露を大幅に減らせます。Appleも推奨している方法です。
- 持ち運ぶときは「体から少し離す」を意識!
- ポケットに入れるよりはカバンに入れる、胸ポケットは避けるなど、体に密着させる時間を減らしましょう。ズボンのポケットに入れるなら、画面側(アンテナから遠い側)を体に向けるのがベター。
- 寝るときは枕元から離れた場所へ!
- 睡眠中は無防備になりがち。iPhoneは枕元ではなく、少し離れた場所に置く習慣を。充電もそこで。さらに安心なのは「機内モード」にして電波をオフにすることです。
- 電波の弱い場所での長電話は控える!
- アンテナ表示が少ない場所では、iPhoneが頑張って強い電波を出そうとします。このような場所での長時間の通話やデータ通信はなるべく避けましょう。
- 子どもには特に「距離と時間」を!
- 子どもの方が影響を受けやすい可能性も考慮し、大人以上に「通話はスピーカー/イヤホン」「長時間は避ける」「寝るときは離す」を徹底させてあげると安心です。
- 使わない通信機能はOFF!
- Wi-Fi、Bluetooth、AirDrop、位置情報サービスなど、使っていない機能はこまめにオフに。不要な電波の発生を抑え、バッテリー節約にも繋がります。
- 「電磁波カットグッズ」は過信しない!
- 様々な対策グッズがありますが、科学的根拠が不明確なものが多く、中には逆効果(電波を遮り、iPhoneがより強い電波を出そうとする)の可能性も。グッズに頼るより、上記1~6の基本的な対策を実践する方が確実で効果的です。
iPhoneの電磁波 Q&A:さらに細かい疑問を解消!
最後に、もう少し細かい疑問についてQ&A形式でお答えします。
- Q1: 5Gの電磁波は、4Gより体に悪いの?
- A1: 5Gで使われる電波の周波数が高くても、国の安全基準(SAR値など)をクリアするように管理されています。基本的な考え方や対策は4Gと同じです。5Gだから特別危険ということはありません。
- Q2: 充電しながら使うと、電磁波は強くなる?
- A2: スマホの主な高周波電磁波は通信によるものなので、充電自体で大幅に増えることは考えにくいです。ただし、充電器からは低周波の電磁界は発生します。念のため、充電しながら体にくっつけて長時間使うのは避けるのが無難でしょう。
- Q3: 電磁波に敏感な気がするんだけど…(電磁波過敏症?)
- A3: もし電磁波で体調が悪くなると感じる場合、まずは医師に相談することが最も重要です。その上で、この記事で紹介した物理的な対策(距離、時間、機内モードなど)を試してみるのは良い方法です。現在の科学では、症状と電磁波との直接的な因果関係は証明されていません。
まとめ:iPhoneの電磁波比較を知り、正しく理解して賢く付き合おう!
今回は、iPhoneの電磁波(SAR値)について、機種ごとの比較から健康への影響、そして具体的な対策まで、掘り下げて解説してきました。
この記事でお伝えしたかった大切なポイントは:
- どのiPhoneも国の安全基準を大幅にクリアしており、SAR値の観点では過度な心配は不要です。
- 現在の科学では、スマホの電磁波が健康に悪影響を与えるという明確な証拠はありません。
- それでも気になる場合は、「距離をとる」「時間を意識する」「イヤホンを使う」などの簡単な工夫で、電磁波の影響を効果的に減らすことができます。
目に見えない電磁波だからこそ、不安を感じやすいのは当然です。しかし、正しい情報を知り、具体的な対策を知っておけば、漠然とした不安は解消できます。便利なiPhoneと、これからも安心して、そして賢く付き合っていくために、この記事の情報が少しでもお役に立てれば幸いです。
