Steamゲーム保存先のおすすめは?容量不足解消&高速化!最適な選び方と変更手順を徹底解説【2025年版】
2025/05/12
イントロダクション:Steamゲームの保存先、見直しませんか?
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Steamで魅力的なゲームを見つけてはライブラリに追加…気づけばPCのストレージが真っ赤!なんて経験はありませんか?
「大作ゲームを始めたけど、マップ移動のたびにロード時間が長すぎる…」
そんなフラストレーションを抱えている方も多いのではないでしょうか。
近年のPCゲームは、グラフィックの向上やコンテンツの充実により、インストールに必要な容量が数十GB、中には100GBを超えるタイトルも当たり前になってきました。
PC購入時のまま、OSと同じCドライブにゲームを入れ続けていると、容量不足は避けられません。
しかし、問題は容量だけではありません。
ゲームの保存場所は、起動時間やロード時間に直接影響し、あなたのゲーム体験の質を大きく左右します。
特に広大な世界を冒険するオープンワールドゲームや、対戦前に素早いロードが求められるオンラインゲームでは、ストレージの速度が勝敗や没入感を分けることさえあります。
この記事では、数々のゲームをプレイし、PC環境の最適化にも詳しい筆者が、2025年現在の状況を踏まえ、Steamゲームの保存先としてどこが最適なのかを徹底解説します。
SSDとHDDの根本的な違いから、内蔵・外付けそれぞれのメリット・デメリット、そして具体的なおすすめの選び方まで、あなたの疑問にすべてお答えします。
さらに、Steamクライアントを使った簡単な保存先の追加・変更手順も、初心者の方にも分かりやすく図解なしで説明しますのでご安心ください。
この記事を最後まで読めば、ストレージ容量の悩みから解放され、ゲームの待ち時間を劇的に短縮する方法がわかります。
さあ、あなたのPC環境に最適なSteamゲームの保存先を見つけ、ストレスフリーで快適なゲームライフを実現しましょう!
なぜSteamゲームの保存先が重要なのか?3つの理由
「ゲームが動けばどこでもいいのでは?」と思うかもしれませんが、保存先は想像以上に重要です。その主な理由を3つ解説します。
- ゲームのロード時間を劇的に短縮できる可能性: ストレージには大きく分けてSSD(ソリッドステートドライブ)とHDD(ハードディスクドライブ)がありますが、その読み込み速度には歴然とした差があります。SSDはHDDの数倍から十数倍高速です。例えば、ある調査では人気ゲーム「モンスターハンターワールド:アイスボーン」のロード時間が、HDDで約54秒だったものがSSDでは約17秒に短縮されたという結果も出ています。この差は、ゲーム中の待ち時間ストレスを大きく軽減します。
- PC全体のパフォーマンス低下を防ぐ: OSがインストールされているCドライブの空き容量が少なくなると、Windowsの動作自体が不安定になったり、遅くなったりする原因になります。ゲームデータは非常に大きいため、Cドライブとは別の場所に保存することで、OS領域の空きを確保し、PC全体の快適性を保つことができます。
- ゲームライブラリの整理・管理がしやすくなる: プレイ頻度やゲームの種類に応じて保存場所を分けることで、管理が格段に楽になります。「頻繁にプレイする最新ゲームは高速なSSDへ」「たまにしか遊ばない旧作や、容量だけが大きいゲームはHDDへ」といった使い分けが可能です。
このように、適切な保存先の選択は、単なる容量確保だけでなく、ゲーム体験の向上とPC環境の安定化に直結する重要な要素なのです。
あなたのSteamゲームはどこにある?デフォルト保存先の確認方法
まずは現状把握から。あなたのSteamゲームが今、PCのどこに保存されているか確認しましょう。多くの場合、初期設定のままなら以下のパスにインストールされています。
C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common
この場所は、Steamクライアントの設定画面からも簡単に確認できます。
- Steamクライアントを起動します。
- 画面左上のメニュー「Steam」をクリックし、「設定」を選択します。
- 開いた設定ウィンドウの左側メニューから「ストレージ」を選びます。
- 画面中央に、現在Steamが認識しているゲームの保存場所(ライブラリフォルダ)の一覧が表示されます。各場所のパス、保存されているゲームの容量、空き容量などが確認できます。
デフォルトではCドライブのパスが表示されているはずです。もし過去に自分で別の場所を追加設定したことがあれば、それもここにリストアップされています。
Steamゲーム保存先のおすすめ候補:SSD vs HDD、内蔵 vs 外付けを徹底比較!
では、具体的にどのストレージをSteamゲームの保存先に選ぶのが「おすすめ」なのでしょうか? 最有力候補となる「内蔵SSD」「内蔵HDD」「外付けSSD」「外付けHDD」の4タイプについて、それぞれの特徴、メリット・デメリット、そしてどんな使い方に向いているかを詳しく比較検討していきましょう。
【最速・快適性重視なら】候補1:内蔵SSD (NVMe/SATA)
- メリット:
- 圧倒的なロード速度: 現行ストレージの中で最速の読み書き性能を誇ります。ゲームの起動、マップ移動、リトライ時のロードなど、あらゆる場面で待ち時間を大幅に短縮。特にNVMe M.2規格のSSDはSATA接続のSSDよりもさらに高速です。
- 静音性・耐衝撃性: HDDのような物理的な駆動部品がないため、動作音が非常に静かで、衝撃による故障リスクも低いです。
- PC内部にスマートに収まる: ケーブル類が外に出ず、PCケース内がすっきりします。
- デメリット:
- 価格が高い: HDDと比較すると、1GBあたりの価格(GB単価)はまだ高価です。大容量になるほど価格差は顕著になります。
- 取り付けに手間がかかる場合がある: デスクトップPCへの増設は比較的容易ですが、マザーボードの空きスロット確認や配線が必要です。ノートPCの場合は、モデルによって換装や増設が難しい、あるいは不可能な場合があります。
- どんな人におすすめ?:
- ゲームのロード時間を1秒でも短縮したい、最高のパフォーマンスを追求するゲーマー
- オープンワールドゲームやeスポーツタイトルなど、ロード速度が重要になるゲームをよくプレイする人
- 予算に比較的余裕があり、PCの内部パーツ取り付けに抵抗がない人
ポイント: SSDを選ぶ際は、接続規格に注意しましょう。「NVMe」は非常に高速ですが、PCのマザーボードが対応している必要があります。「SATA」はNVMeより速度は劣りますが、多くのPCで利用可能です。現在主流はNVMeですが、ご自身のPCスペックを確認して選びましょう。
【容量コスパ重視なら】候補2:内蔵HDD
- メリット:
- 圧倒的なコストパフォーマンス: 容量あたりの価格が最も安く、テラバイト単位の大容量ストレージを安価に導入できます。4TB、8TBといった大容量モデルも手頃な価格で見つかります。
- データ保管庫として優秀: プレイ頻度の低いゲームや、動画、写真、音楽ファイルなど、大容量データの長期保存に適しています。
- デメリット:
- ロード時間が長い: SSDと比較すると読み書き速度が大幅に遅いため、ゲームのロードには時間がかかります。特に最新のAAAタイトルでは、その差を痛感する場面が多いでしょう。
- 動作音と振動: 内部でディスクが回転するため、「カリカリ」「ブーン」といった動作音や振動が発生します。静音性を重視する環境には向きません。
- 衝撃に弱い: 物理的な駆動部品があるため、落下などの衝撃で故障しやすいです。
- どんな人におすすめ?:
- 膨大なSteamライブラリを抱え、全てのゲームをインストールしておきたい人
- ロード時間よりも、とにかく安価に大容量の保存スペースを確保したい人
- SSDと組み合わせて、データ保管用のドライブとして活用したい人
ポイント: 現在のゲーミングPCでは、「OSと主要ゲームをSSDに、その他のデータやプレイ頻度の低いゲームをHDDに」という構成が一般的です。両方のメリットを活かすのが賢い使い方です。
【手軽さと速度の両立なら】候補3:外付けSSD
- メリット:
- 増設が非常に手軽: PCのケースを開ける必要がなく、USBケーブルで接続するだけで、誰でも簡単にストレージ容量を増やせます。
- HDDより格段に高速: 内蔵SSDには及ばない場合もありますが、HDDとは比較にならないほど高速です。USB 3.1 Gen 2 (10Gbps) やThunderbolt 3/4 (40Gbps) といった高速インターフェースに対応した製品を選べば、内蔵SATA SSD並みの速度も期待できます。
- 持ち運び・共有が可能: コンパクトなモデルが多く、ノートPCと一緒に持ち運んだり、自宅と職場のPC、あるいは友人のPCでゲームデータを共有したりといった使い方が可能です。
- デメリット:
- 接続速度に依存: パフォーマンスはPC側のUSBポートの規格と、外付けSSD本体の性能、ケーブルの品質に左右されます。高速な規格に対応していないと、本来の性能を発揮できません。
- 価格は内蔵SSDと同等かやや高め: ケースや接続インターフェースの分、同容量の内蔵SSDより少し割高になる傾向があります。
- 接続の安定性: ケーブルの抜けや接触不良、OSとの相性問題などが、内蔵ドライブに比べて発生しやすい可能性があります。
- どんな人におすすめ?:
- ノートPCユーザーで、内蔵ストレージの交換や増設が難しい人
- PC内部の作業は苦手だけど、手軽に高速なゲーム用ストレージを追加したい人
- 複数のPCでゲーム環境を使い回したい人
ポイント: Steamの公式サポートでは「外付けハードドライブの使用は推奨されません」と記載がありますが、これは主にHDDを想定したものであり、接続の安定性やパフォーマンス低下の懸念からです。高品質な外付けSSDを選び、安定したUSBポートに接続すれば、多くの場合問題なく利用できますが、自己責任での利用となります。
【安価な大容量保管庫なら】候補4:外付けHDD
- メリット:
- 最も安価に大容量を実現: GB単価が最も安く、数TBのストレージを手軽に追加できます。バックアップ用途などに最適です。
- 接続が手軽: USBで接続するだけなので簡単です。
- デメリット:
- ゲームプレイには不向きな遅さ: ロード時間が非常に長く、快適なゲームプレイは期待できません。
- サイズと電源: 大容量モデルはサイズが大きく、別途ACアダプターからの電源供給が必要な場合があり、持ち運びには不便です。
- 動作音・振動・衝撃への弱さ: 内蔵HDDと同様の弱点があります。
- どんな人におすすめ?:
- Steamゲームのインストールデータを、プレイはしないがバックアップとして安価に保存しておきたい人
- ロード時間を全く気にしないレトロゲームなどの保存場所として
ポイント: ゲームを直接インストールしてプレイする用途には推奨できません。あくまでデータ保管庫としての利用が主となります。
【一目でわかる】Steamゲーム保存先候補 比較まとめ表
種類 | 速度 (ロード時間) | 価格 (GB単価) | 容量ラインナップ | 増設の手軽さ | 静音性 | 推奨用途 |
---|---|---|---|---|---|---|
内蔵SSD (NVMe/SATA) | ★★★★★ (最速) | ★☆☆☆☆ (高い) | 500GB~4TB程度 | ★★☆☆☆ (PC内部作業必要) | ★★★★★ (非常に静か) | OS、メインで遊ぶゲーム |
内蔵HDD | ★★☆☆☆ (遅い) | ★★★★★ (安い) | 1TB~20TB以上 | ★★☆☆☆ (PC内部作業必要) | ★★☆☆☆ (音がする) | プレイ頻度の低いゲーム、大容量データ保管 |
外付けSSD | ★★★★☆ (速い) | ★★☆☆☆ (やや高い) | 500GB~4TB程度 | ★★★★★ (非常に手軽) | ★★★★★ (非常に静か) | 手軽な増設、ノートPC、持ち運び |
外付けHDD | ★☆☆☆☆ (非常に遅い) | ★★★★★ (非常に安い) | 1TB~20TB以上 | ★★★★★ (非常に手軽) | ★★☆☆☆ (音がする) | 安価なデータ保管、バックアップ |
総合的なおすすめ: やはり、Steamゲームを快適にプレイするための保存先としては「内蔵SSD」が最もおすすめです。 次点で、手軽さと速度を両立できる「外付けSSD」が良い選択肢となります。予算や保存したいゲームの総容量に応じて、これらを「内蔵HDD」と組み合わせるハイブリッド構成(例:OSとAAAタイトルは内蔵SSD、その他は内蔵HDD)が、多くのユーザーにとって現実的かつ満足度の高いソリューションとなるでしょう。
【実践ガイド】Steamゲームの保存先を追加・変更する手順
新しいストレージを用意したら、いよいよSteamの設定を変更して、そのストレージをゲームの保存先として使えるようにしましょう。Steamには「Steamライブラリフォルダ」という便利な機能があります。これを使えば、複数のドライブやフォルダをゲームの保存場所として登録し、管理できます。
「Steamライブラリフォルダ」機能でできること
この機能を使うと、以下のようなことが可能になります。
- デフォルトのCドライブ以外のドライブ(Dドライブ、Eドライブなど)にゲームをインストールする。
- 特定のフォルダ(例: D:\Games\SteamLibrary)を作成し、そこをゲームの保存場所にする。
- 複数の保存場所(例: 高速SSD上のフォルダと大容量HDD上のフォルダ)を登録し、ゲームごとにインストール先を選択する。
- 既にインストール済みのゲームを、登録済みの別の保存場所へ移動させる。
これにより、ストレージの使い分けが柔軟に行えるようになります。
【手順1】新しいSteamライブラリフォルダを追加する
まず、新しく用意したドライブやフォルダをSteamに認識させましょう。
- Steamクライアントを起動し、左上の「Steam」メニューから「設定」を開きます。
- 設定ウィンドウの左メニューで「ストレージ」を選択します。
- 画面中央に現在のストレージ状況が表示されます。その上部(または右側)にある「+」マークの付いた「ドライブを追加」ボタンをクリックします。
- 「Steamライブラリフォルダを追加」というウィンドウが開きます。
- 新しいドライブ全体を使いたい場合: 上部のプルダウンメニューから追加したいドライブ(例:
D:
)を選択します。選択すると、その下にデフォルトのフォルダパス(例:D:\SteamLibrary
)が表示されます。問題なければ、下の「追加」ボタンをクリックします。これでドライブ直下に「SteamLibrary」フォルダが自動生成され、保存場所として登録されます。 - 自分で決めたフォルダを使いたい場合: プルダウンメニューの隣にある「別の場所を選択させてください」を選び、「追加」ボタンをクリックします。するとフォルダ選択画面が表示されるので、あらかじめ作成しておいたフォルダ、または新しく作成したい場所の親フォルダを選び、「新しいフォルダ」ボタンで作成し、そのフォルダを選択してから「フォルダを選択」をクリックします。
- 新しいドライブ全体を使いたい場合: 上部のプルダウンメニューから追加したいドライブ(例:
- 元のストレージ管理画面に戻り、リストに新しく追加した場所が表示されていれば成功です。
これで、今後新しいゲームをインストールする際に、今追加した場所を選べるようになりました。
【手順2】既存ゲームのインストール先を移動する
「このゲーム、SSDに移して速くしたい!」という場合は、以下の手順で移動できます。
- Steamクライアントの「ライブラリ」を開き、移動したいゲームを探します。
- ゲーム名を右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択します。
- 開いたプロパティウィンドウの左メニューで「インストール済みファイル」を選択します。
- 画面中央付近にある「インストールフォルダの移動」ボタンをクリックします。(もしボタンが灰色で押せない場合は、移動先のライブラリフォルダが【手順1】で正しく追加されていない可能性があります。)
- 「コンテンツの移動」ウィンドウが開くので、移動先として使いたいライブラリフォルダ(【手順1】で追加した場所)をプルダウンメニューから選択し、「移動」ボタンをクリックします。
- ゲームファイルのコピーが始まります。ゲームの容量によっては数分~数十分かかる場合がありますので、完了するまで待ちます。「すべてのファイルが正常に移動されました」と表示されれば完了です。
注意: 移動処理中はSteamクライアントを終了したり、PCをシャットダウンしたりしないでください。データ破損の原因となる可能性があります。また、ごく稀にですが、一部の古いゲームなどでは移動機能が利用できない場合があります。
【手順3】新規ゲームインストール時に保存先を選ぶ
新しいゲームをSteamストアから購入し、「インストール」ボタンを押すと、インストール設定のウィンドウが表示されます。その中に「インストール先の選択」という項目があります。デフォルトでは最後に使用した場所や設定されたデフォルトライブラリが選ばれていますが、ここのプルダウンメニューをクリックすれば、【手順1】で追加したものを含む、登録済みのすべてのライブラリフォルダが表示されます。インストールしたい場所を選んでから、「次へ」進めばOKです。
まだ容量が足りない?試してみたいその他の容量確保テクニック
ストレージを増設・整理してもまだ容量が厳しい場合は、以下の方法も試してみましょう。
- プレイしなくなったゲームのアンインストール: やはりこれが最も効果的です。ライブラリでゲームを右クリック > 「管理」 > 「アンインストール」で簡単に削除できます。Steamクラウド対応ゲームなら、セーブデータはクラウド上に残っていることが多いですが、念のため確認してから削除しましょう。
- Steamシェーダーキャッシュの削除: ゲームのロード最適化のために自動生成されるファイルですが、積み重なると容量を圧迫することがあります。「Steam設定」 > 「シェーダープリキャッシュ」 > 「シェーダーキャッシュをクリア」で削除できます。削除しても、次回ゲーム起動時に再生成されます。
- ダウンロードキャッシュのクリア: ダウンロード中の一時ファイルなどが残っている場合に有効です。「Steam設定」 > 「ダウンロード」 > 「ダウンロードキャッシュをクリア」で削除できます。実行後、Steamへの再ログインが必要になります。
(補足)クラウドストレージはSteamゲーム保存先には不向き
Google Drive, OneDrive, Dropboxといった個人向けクラウドストレージサービスは、ファイルのバックアップや共有には非常に便利ですが、Steamゲームのインストール先として利用するのは現実的ではありません。主な理由は以下の通りです。
- 速度不足: インターネット回線の速度に依存するため、ローカルのSSD/HDDに比べて読み書きが非常に遅く、ゲームプレイに深刻な支障をきたします。
- 同期の遅延と帯域消費: 数十GB単位のゲームファイルの同期には膨大な時間がかかり、インターネット帯域も大きく消費します。ゲーム中のファイル更新も頻繁に発生するため、同期が追いつかない、エラーが発生するなどの問題が起こりやすいです。
- 利用規約上の懸念: サービスによっては、短時間に大量のデータを転送したり、実行可能ファイルを頻繁に同期したりする行為が、規約で制限または禁止されている場合があります。
ゲームのセーブデータのみをバックアップする目的で使うのは有効ですが、ゲームプログラム本体の保存場所としてはローカルストレージを選びましょう。
Steamゲーム保存先に関する よくある質問 (FAQ)
- Q1. Cドライブ以外にインストールしても、ゲームの動作に影響はない?
- A1. 全く問題ありません。むしろ、OSの入ったCドライブの空き容量を確保できるため、PC全体の安定性向上につながるメリットがあります。DドライブやEドライブなど、別のドライブに専用のSteamライブラリフォルダを作成することを強くおすすめします。
- Q2. 外付けドライブをPCから外したら、インストールしたゲームはどうなる?
- A2. そのドライブに保存されているゲームは、Steamライブラリ上では「インストールされていません」という状態に見えます。当然プレイすることもできません。再度ドライブをPCに接続すれば、Steamが自動的に認識し、再びプレイ可能な状態に戻ります。頻繁に取り外す場合は、接続忘れによるトラブルに注意が必要です。
- Q3. SSDとHDDにゲームを混在させてインストールしても大丈夫?
- A3. はい、全く問題ありません。Steamライブラリフォルダ機能は、まさにそのための機能です。高速なSSDには頻繁にプレイするお気に入りのゲームやロード時間が気になるゲームを、大容量のHDDにはプレイ頻度の低いゲームや容量の大きいコレクションを、といったように賢く使い分けるのがおすすめです。
- Q4. ゲームの移動にはどれくらい時間がかかる?
- A4. 移動にかかる時間は、ゲームのデータサイズと、移動元・移動先のストレージの速度によって大きく異なります。数GB程度の比較的小さなゲームなら数分で終わることもありますが、100GBを超えるような大作ゲームの場合、特に移動先がHDDだと数十分以上かかることもあります。時間に余裕をもって行うことをおすすめします。
- Q5. Steam自体を別のドライブに移動することはできる?
- A5. はい、可能です。ただし、この記事で説明したゲームごとの移動とは手順が異なります。Steamクライアント本体と関連ファイルすべてを移動するには、少し複雑な手順(フォルダのコピー、一部ファイルの削除、再起動など)が必要になります。詳細はSteamの公式サポート情報を参照することをおすすめします。
結論:最適なSteamゲーム保存先を見つけて、最高のゲーム体験を!
今回は、Steamゲームの保存先選びに関するあらゆる疑問にお答えすべく、ストレージの種類ごとの特徴比較から、具体的な設定・管理方法、容量確保のテクニックまで、包括的に解説してきました。
最後に、あなたの状況に合わせたおすすめのSteamゲーム保存戦略をまとめます。
- 🚀 最高のパフォーマンスを求めるなら: OS用とは別に、ゲーム専用の内蔵NVMe SSDを用意し、そこにSteamライブラリを作るのが理想的です。
- 💰 コストパフォーマンスと速度を両立したいなら: OSと頻繁に遊ぶゲーム用に中容量の内蔵SATA SSDを、その他のゲームやデータ用に大容量の内蔵HDDを組み合わせるのが現実的でおすすめです。
- 💻 ノートPCや手軽さを重視するなら: 高速なUSB接続の外付けSSDを追加するのが良いでしょう。容量と速度のバランスを見て選びましょう。
- 📚 膨大なライブラリをとにかく保管したいなら: 大容量の内蔵HDDまたは外付けHDDをデータ保管庫として活用し、実際にプレイするゲームだけをSSDに移す運用が有効です。
どの戦略を選ぶにしても、Steamライブラリフォルダ機能を使いこなすことが、快適なSteamライフの鍵となります。ぜひこの記事の手順を参考にして、あなたのPC環境に最適なストレージ構成を構築してください。
もう容量不足や長いロード時間に悩まされるのは終わりにしましょう。適切な保存先を選び、管理することで、あなたのゲーム体験は格段に向上するはずです。さあ、最適化された環境で、思う存分Steamゲームの世界を楽しみましょう!
さらに詳しい情報が必要な場合:Steamのストレージ管理機能に関する公式のヘルプ情報は、Steamサポートページ(ライブラリフォルダについて)で確認できます。ぜひこちらも参考にしてください。