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【モーダス105 vs NS950 徹底比較】あなたに合うのはどっち?後悔しないアイアンシャフト選びの決定版!

      2025/05/12

anatato.jp へ本日もお越しいただきありがとうございます!

アイアンショットが決まると、ゴルフはもっと楽しくなりますよね。

その鍵を握る重要なパーツが、実はシャフトなんです。

特にアイアン用スチールシャフトの中でも、常に話題の中心にいるのが日本シャフト(Nippon Shaft)の「N.S.PRO MODUS3 TOUR 105(モーダス105)」と、軽量スチールの代名詞「N.S.PRO 950GH(NS950)」シリーズではないでしょうか。

ゴルフショップの試打コーナーや練習場で、こんな会話を耳にしたことはありませんか?

「モーダス105、プロも使ってるらしいけど、俺にはハードかな?」
「NS950はずっと使ってるけど、最近の飛び系アイアンだと球が吹け上がる気がして… neoってどうなんだろう?」
「結局、モーダス105とNS950、自分のゴルフにはどっちがベストパートナーなんだろう?」

そうなんです。多くのゴルファーが、この人気の2大シャフトを前に、自分にとっての最適解は何か、頭を悩ませています。

シャフト選びは、単にクラブのスペックを決めるだけでなく、あなたのスイング、感覚、そしてスコアに直結する、非常にパーソナルな選択です。

合わないシャフトを選んでしまうと、せっかくのナイスショットがミスになったり、気持ちよく振り抜けなかったり…なんてことも。

そこでこの記事では、「もうシャフト選びで失敗したくない!」と願うあなたのために、NS950シリーズ(特に現代アイアンとの相性が良いNS950GH neo)と、ツアーレベルの性能を持つモーダス105を、あらゆる角度から徹底的に比較・解説します。

単なるスペック比較だけでなく、それぞれのシャフトが持つ「個性」や「フィーリング」、そして「どんなゴルファーを幸せにしてくれるのか」を深掘りしていきます。

モーダス105とNS950の比較検討に終止符を打ち、自信を持って「これだ!」と思える一本を選べるようになる。それがこの記事のゴールです。

最後までお付き合いいただければ、きっとあなたのアイアンショットは、次のレベルへと進化するはずです。

さあ、あなただけの「エースシャフト」を見つける旅に出かけましょう!

 


まずは基本をおさえよう!「モーダス105」と「NS950」シリーズのキャラクター紹介

具体的な比較に入る前に、まずは主役となるシャフトたちの「キャラクター」を掴んでおきましょう。

彼らがどんな背景を持ち、どんな得意技を持っているのかを知ることで、比較がより深く理解できるようになります。

特にNS950シリーズには、長年の英雄「NS950GH」と、その意志を継ぐ進化形「NS950GH neo」がいることを覚えておいてください。

N.S.PRO MODUS3 TOUR 105(モーダス105):頼れる仕事人、ツアー生まれの精密シャフト

モーダス105は、世界のトップツアーで戦うプロたちの厳しい要求に応えるために生まれた「MODUS3」シリーズの一員です。

シリーズの中では比較的軽い部類ですが、その中身はまさに「ツアー仕様」。

従来の軽量シャフトにあった「軽いけど、ちょっと頼りないかも…」というイメージを覆し、プロが求めるしっかりとした振り心地、コントロールされた強弾道、そしてピンポイントで狙える高い操作性を、絶妙なバランスで実現しています。

まるで、どんな状況でも冷静に仕事をこなす、頼りがいのある相棒のような存在。

「軽く、強く、意のままに」という開発コンセプト通り、シャフト全体が素直にしなりつつも、インパクトで当たり負けしない強さを持っています。

特に先端部分の剛性を高めることで、ボールを強く押し込み、ブレの少ない直進性の高い弾道を描きやすく設計されています。

【モーダス105の個性】

  • 重量感:100g台前半。軽すぎず重すぎず、適度な重さが安定感を生む (S: カット前106.5g)
  • フィーリング:スムーズなしなりの中に、芯のある「しっかり感」とインパクトでの「粘り」。急激な動きは少ない。
  • 得意技(弾道):無駄な吹け上がりを抑えた「中弾道」。風にも強く、ラインが出しやすい。
  • 操作性:意図した球筋を打ちやすく、コントロールショットもお手の物。
  • 相性の良いゴルファー:ヘッドスピード中~速め(40m/s~)で、自分でクラブを操りたい、安定性と操作性を重視するタイプ。

より詳しい情報は日本シャフト公式サイトのモーダス105ページで確認できます。

N.S.PRO 950GH(NS950)シリーズ:みんなのヒーロー、軽量スチールのパイオニアとその進化形

NS950シリーズは、日本のゴルフ界における「軽量スチール」の歴史そのものと言っても過言ではありません。

長きにわたりアマチュアゴルファーの絶大な信頼を得てきた「NS950GH」と、時代の変化に対応した「NS950GH neo」の二人がいます。

 

元祖ヒーロー「N.S.PRO 950GH」:軽さと優しさで一時代を築いたレジェンド

1999年の登場は衝撃的でした。

当時主流だった重いスチールシャフト(ダイナミックゴールドなど)に比べ、約30gも軽いNS950GH(S: カット前98g)は、「こんなに楽に振れるなんて!」と多くのゴルファーを驚かせ、瞬く間に大ヒット。

まさに「軽量スチール」というジャンルを切り開いたパイオニアです。

その魅力は、圧倒的な振りやすさと、ボールの上がりやすさ

シャフト全体がしなやかにしなり、特別な技術がなくても楽に高弾道が打てるため、初心者からアベレージゴルファーまで、幅広い層の「助っ人」として活躍してきました。

【NS950GHの個性】

  • 重量感:90g台。「軽い!」と感じる軽快さが魅力 (S: カット前98g)
  • フィーリング:全体がしなやかにしなり、インパクトでボールをポンッと弾き出す感覚。
  • 得意技(弾道):楽にボールが上がる「高弾道」。キャリーで攻めたいゴルファー向き。
  • 操作性:癖がなく扱いやすい。ミスヒットにも比較的強く、オートマチックな印象。
  • 相性の良いゴルファー:ヘッドスピード標準的(~43m/s)で、楽に振りたい、ボールを上げたい、難しいことは考えずに打ちたいタイプ。

進化形ヒーロー「N.S.PRO 950GH neo」:現代ゴルフへの最適解を求めて

時代は流れ、アイアンヘッドはより大きく、よりストロングロフト(ロフト角が立っている)になりました。

すると、元祖NS950GHでは「球が上がりすぎる」「スピンが足りなくてグリーンで止まりにくい」という声も聞かれるように。

そこで登場したのが「NS950GH neo」です。

NS950GHの「軽さ」「振りやすさ」という良い部分はそのままに、現代のアイアンヘッドとの相性を追求。

具体的には、シャフトの中間部分を少し硬くし、先端部分のしなり感を調整

これにより、ストロングロフトのアイアンでも打ち出し角とスピン量を最適化し、狙った場所にしっかり止まる「グリーンで活きる高弾道」を実現しました。

NS950GHに比べ、キレのあるシャープな振り心地も特徴です。

【NS950GH neoの個性】

  • 重量感:NS950GHと同等(S: カット前98g)。軽快さは健在。
  • フィーリング:NS950GHの弾き感をベースに、中間部の張りによるシャープさと先端の走り感がプラス。
  • 得意技(弾道):スピンの効いた「高弾道」。特に現代の飛び系アイアンで真価を発揮。
  • 操作性:オートマチック感は残しつつ、よりシャープに振り抜ける。
  • 相性の良いゴルファー:最新の飛び系アイアンユーザー、NS950GHに少し物足りなさを感じている、シャープな振り心地が好きなタイプ。

NS950GH neoの更なる詳細は日本シャフト公式サイトのNS950GH neoページでどうぞ。

一目でわかる!モーダス105 vs NS950GH vs NS950GH neo スペック比較表

3つのシャフトの主要スペックを表にまとめました。あくまでカタログ値であり、特に重量はクラブに組み込むと軽くなる点にご留意ください。

項目 N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 (S) N.S.PRO 950GH (S) N.S.PRO 950GH neo (S)
重量(カット前) 106.5g 98.0g 98.0g
トルク 1.7° 1.9° 1.7°
キックポイント(調子) 元調子 中調子 中調子
推奨ヘッドスピード目安 (ドライバー換算) 約41m/s ~ 47m/s 約38m/s ~ 43m/s 約38m/s ~ 44m/s
個性(一言で) 頼れる仕事人(しっかり・操作性) 優しいヒーロー(軽い・楽・高弾道) 進化したヒーロー(シャープ・適正スピン)

※スペックはSフレックスの代表値です。フレックスによって数値は異なります。
※推奨ヘッドスピードはあくまで目安であり、スイングタイプや好みで適性は変わります。


【徹底比較】モーダス105 vs NS950 シリーズ:7つの違いを本音で語る!

さて、キャラクター紹介が終わったところで、いよいよ直接対決です。

モーダス105とNS950シリーズ(特にneo)、この永遠のライバルとも言えるシャフトたちの違いを、ゴルファーが本当に知りたいであろう7つのポイントで、本音で比較していきます!

比較①:重さ - たかが数グラム、されど数グラム!体感が全然違う「重量感」

スペック上の重量差はモーダス105とNS950系で約8.5g(Sフレックス)。

「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、ゴルフクラブにおける数グラムは、振り心地に驚くほど大きな影響を与えます。

実際に打ってみると、モーダス105は「ズシッ」とまではいかなくとも、適度な重さを感じさせ、スイング中にクラブの存在をしっかり感じさせてくれます。

これが「手先でこねる動き」を抑制し、体を使った安定したスイングをサポートしてくれる感覚につながります。

一方、NS950シリーズは「ヒュンッ」と軽快に振り抜ける感覚が際立ちます。

「楽にスピードを出したい」「非力だけどスチールを使いたい」という方には、この軽さが大きな魅力となるでしょう。

重要なのは、どちらが「良い・悪い」ではなく、どちらの重量感があなたのスイングテンポや体力に「合うか」です。

重すぎると振り遅れたり疲れたり、軽すぎると手打ちになったり安定しなかったり…という落とし穴があります。

比較②:硬さ(フィーリング) - 数字だけじゃ分からない!「しっかり」と「シャープ」の違い

振動数という数値で見ると、モーダス105(S)とNS950GH neo(S)は意外と近い「硬さ」を示すことがあります。

どちらも「軽いけど硬め」の、いわゆる「かるかた」系。

しかし、実際に振ってみると、そのフィーリングは全くの別物です。

モーダス105は、シャフト全体がしなるものの、一本芯が通ったような「しっかり感」があります。

切り返しでグッとタメが作れるような、粘りを感じさせる硬さです。

対してNS950GH neoは、中間部分に張りがあるため、手元側はしっかりしつつも、インパクトに向かって先端が「シュッ」と走るような「シャープさ」を感じます。

同じ「硬め」でも、モーダス105は「粘り系のしっかり感」、NS950GH neoは「弾き系のシャープさ」と表現できるでしょう。

ちなみに、元祖NS950GHは、この2つに比べると明らかに「しなやか」で「優しい」硬さです。

このフィーリングの違いは、タイミングの取りやすさに直結するので、非常に重要な比較ポイントです。

比較③:しなり感 - あなたはどっち派?「粘る」モーダスか、「弾く」NS950か

シャフトのしなり方は、スイングリズムやボールの捕まり、打感に影響します。

  • モーダス105:「粘り系」の代表格。ダウンスイングでシャフトがしなり、インパクトゾーンでタメをキープしながら粘り、ボールを分厚く押し込んでいくような感覚。自分でボールをコントロールしたい、操作性を重視する人に好まれます。
  • NS950GH:「弾き系」の元祖。シャフト全体が大きくしなり、その反動でインパクト時にボールを軽快に弾き飛ばすイメージ。オートマチックにタイミングが取りやすく、楽にボールを飛ばしたい人に向いています。
  • NS950GH neo:「進化系弾き系」。NS950GHの弾き感を継承しつつ、中間部の張りによって、より鋭くしなり戻るシャープさが加わっています。NS950GHよりもスピード感があり、ボールを拾い上げてくれる感覚が強いです。

「粘る」感覚が好きか、「弾く」感覚が好きか。

これは理屈ではなく、完全に「フィーリング」と「好み」の世界です。

試打で自分の感性に正直になってみてください。

比較④:弾道 - 空中戦をどう戦う?「中弾道」モーダス vs 「高弾道」NS950

アイアンショットの弾道の高さは、コース戦略に大きく関わります。

  • モーダス105:抑えめの「中弾道」が得意技。吹け上がりにくいため風の影響を受けにくく、強い球でラインを出しやすいのがメリット。ランも含めて距離感を計算したい、コントロール重視のゴルファーに最適です。
  • NS950GH:楽に上がる「高弾道」が持ち味。ボールが上がりにくい人でもキャリーを出しやすく、グリーンを直接狙っていきやすいです。
  • NS950GH neo:スピンの効いた「高弾道」。NS950GHの高弾道性能を維持・向上させつつ、現代のストロングロフトアイアンでもグリーンでしっかり止まる適正スピン量を確保できるように設計されています。

「風の強いコースが多い」「グリーンが硬くて止まりにくい」など、あなたのホームコースの状況や、ご自身の持ち球(高い球、低い球)も考慮して選びましょう。

比較⑤:スピン性能 - グリーンでキュキュッ!と止める能力は?

アイアンはグリーン上でボールを止めてこそ。

スピン性能は非常に重要な要素です。

  • モーダス105:弾道は抑えめですが、コントロールされた適正スピンを生み出します。スピンがかかりすぎて飛距離をロスすることを嫌うプレーヤーや、フェースコントロールでスピン量を調整したい上級者に向いています。
  • NS950GH:比較的スピンが入りやすい特性。高弾道と相まって、キャリーでグリーンに落としてスピンで止める、という王道のアプローチがしやすいシャフトです。
  • NS950GH neo:これがneoの真骨頂。低スピン化が進む現代のアイアンヘッドでも、しっかりとスピンをかけてグリーンに止められるように最適化されています。「飛び系アイアンにしたけど、球が止まらなくて困る…」という悩みを解決してくれる可能性が高いです。

比較⑥:操作性 - 意のままに操る快感 vs オートマチックな安心感

球筋を打ち分けたいですか?それとも、できるだけシンプルに打ちたいですか?

  • モーダス105:ゴルファーの意図を忠実に再現してくれる高い操作性が魅力。シャフトの余計な動きが少ないため、ドロー、フェード、高い球、低い球などを打ち分けやすいです。「自分でクラブを操っている」という感覚を強く得られます。
  • NS950GH/neo:どちらもオートマチックな性格が強いです。シャフトがある程度ボールを捕まえてくれたり、上げてくれたりするので、難しいことを考えずに安定したショットを打ちやすい安心感があります。特にNS950GHはその傾向が顕著です。neoはシャープさが増した分、少し操作性も上がっていますが、基本的にはオートマチック系の範疇です。

比較⑦:結局誰向け? - あなたのゴルフスタイルとのマッチング診断

さあ、総まとめです。

これまでの比較を踏まえ、あなたがどのシャフトと相性が良さそうか、診断してみましょう。

  • モーダス105は、こんなあなたにオススメ!
    • ドライバーHS 41m/s以上で、体力にもそこそこ自信がある。
    • 「軽いシャフトは頼りない」と感じる。適度な重量感が欲しい。
    • 風に負けない、抑えた強い弾道でラインを出していきたい。
    • インテンショナルショット(ドロー・フェード)を打ち分けたい。
    • 打感や操作性など、フィーリングにこだわりたい。
    • 元々DGなど重いシャフトを使っていて、少し楽にしたいけど、頼りなさは嫌だ。
  • NS950GHは、こんなあなたにオススメ!
    • ドライバーHS 43m/s以下で、楽に振れるシャフトを探している。
    • アイアンでボールが上がりにくい、もっとキャリーを出したい。
    • 難しいことは考えず、シンプルにオートマチックに打ちたい。
    • ゴルフを始めたばかり、またはアベレージゴルファー。
    • 長年NS950GHを愛用していて、特に不満がない(クラシックなアイアンヘッドとの相性は抜群!)。
  • NS950GH neoは、こんなあなたにオススメ!
    • 最新の「飛び系」と呼ばれるストロングロフト・大型ヘッドアイアンを使っている。
    • NS950GHを使っているが、「もう少しシャープさが欲しい」「スピンが足りずグリーンで止まりにくい」と感じている。
    • ドライバーHSは標準的(~44m/s)だけど、NS950GHでは少し物足りなさを感じる。
    • 軽快な振り心地は好きだけど、現代的な性能(特にスピン)も欲しい。

これはあくまで一般的な傾向です。

「HSは遅いけどモーダス105のしっかり感が好き!」という方もいれば、「HSは速いけどNS950neoの楽さが手放せない!」という方もいます。

最終的には、あなたの「感覚」が最も重要なのです。


比較の幅を広げる!知っておくと得する関連シャフト情報

モーダス105とNS950の比較で悩んでいるなら、これらのシャフトも視野に入れると、より納得のいく選択ができるかもしれません。

ちょっとだけ寄り道してみましょう。

モーダスファミリー:105の兄弟たち(115, 120)

モーダス105が気に入ったけど、「もう少し重さが欲しい」「違うフィーリングも試したい」という場合は、兄弟モデルもチェック!

  • MODUS3 TOUR 115:105よりひと回り重く(S: 118.5g)、よりパワーヒッター向け。105の素直さはそのままに、安定感を増したイメージ。
  • MODUS3 TOUR 120:独特のしなり感(手元と先端が硬く、中間がしなる)を持つ個性派(S: 114g)。ハマれば強烈な武器になりますが、合う・合わないがはっきり分かれます。

永遠のライバル?:ダイナミックゴールド 105

同じ「105」の名前を持つ、トゥルーテンパー社の「ダイナミックゴールド 105」。

重量帯は近いですが、フィーリングは伝統のDGらしく、手元がしっかりしていて粘る感覚が強いです。

モーダス105の方が、より幅広いスイングタイプに合う素直さを持っていると言えるでしょう。

DGからの移行を考えるなら、両方試打する価値ありです。

もっと軽く!:NS850GH neo

「NS950GH neoでも、まだ少し重い…」と感じるなら、「N.S.PRO 850GH neo」があります(S: 88.0g)。

neoの優れた性能(スピン・高弾道)を維持しながらさらに軽量化。

シニアやレディース、力に自信のない男性ゴルファーの強い味方です。


【最重要】後悔しないシャフト選び!5つの鉄則と試打の極意

さあ、いよいよ最終決断の時が近づいてきました。

情報収集は十分、あとは行動あるのみです!

ここで絶対に失敗しないための「5つの鉄則」と「試打で見るべきポイント」をお伝えします。

鉄則1:己を知る(現状分析)

まずは自分の「現在地」を確認。

ショップでヘッドスピードを測ってもらいましょう(できればアイアンでのHSも)。

そして、今使っているシャフトの「何に満足していて、何に不満なのか」を具体的に言葉にしてみましょう。

(例:「今のNS950は軽くて楽だけど、時々左に引っかけるし、球が吹け上がるのが気になる」)。

これが新しいシャフトに求める条件になります。

鉄則2:理想を描く(目標設定)

どんな弾道を打ちたいですか?どんなフィーリングが好きですか?

「もっと飛距離が欲しい」「方向性を安定させたい」「グリーンでピタッと止めたい」「とにかく楽に振りたい」。

抽象的でも良いので、あなたの「理想のアイアンショット」を明確にイメージしましょう。

鉄則3:候補を絞る(情報活用)

この記事で得た情報を基に、自分に合いそうなシャフトの候補を2~3本に絞り込みます。

モーダス105、NS950GH、NS950GH neoの中から、あるいは関連シャフトも含めて。

「スペック的にはこれかな?」「フィーリングはこっちが好みかも?」と考えながら。

鉄則4:必ず打つべし!(試打最優先)

これが全ての答えです。

どんなに評判が良くても、スペックが合っていそうでも、あなたが実際に打って「良い!」と感じなければ意味がありません

できれば、いつも使っている自分のアイアンヘッド、もしくはそれに近いヘッドで、候補のシャフトを打ち比べてください。

【試打の極意:ここをチェック!】

  • 振り心地(ワッグル~素振り):構えた時の重さのバランスは?スムーズに振れる?
  • タイミング:切り返しでシャフトのしなりを感じやすいか?インパクトで振り遅れたり、手元が浮いたりしないか?(ここが一番大事かも!)
  • 打感:インパクトの感触は硬い?柔らかい?弾く?乗る?(あなたの好みを信じて!)
  • 弾道データ(計測器があれば):打ち出し角、スピン量、最高到達点、飛距離、方向のばらつきは?(理想の弾道に近いか?)
  • 気持ちよさ:理屈抜きに「これ、気持ちいい!」と思えるか?(感覚は嘘をつきません!)

数球打っただけで決めず、少し疲れてきた状態でも打ってみるのがおすすめです。

鉄則5:迷ったらプロに聞け!(フィッティング活用)

「色々打ったけど、決められない…」「データを見てもよく分からない…」

そんな時は、迷わず経験豊富なクラブフィッターを頼りましょう。

あなたのスイングを客観的に分析し、データと経験に基づいて最適なアドバイスをくれます。

自分では候補に入れていなかったシャフトが、実はベストマッチだった、なんてこともよくあります。

フィッティングは決して上級者だけのものではありません。

【おまけ】リシャフトという選択肢

今お使いのアイアンヘッドが気に入っているなら、「リシャフト」も有効な手段です。

ヘッドはそのままで、シャフトだけを交換することで、クラブの性能を大きく変えることができます。

信頼できる工房に相談してみましょう。ただし、リシャフトには費用がかかる点と、クラブのバランスなどが変わる可能性がある点には留意が必要です。


結論:最高の相棒は「モーダス105」?「NS950」? あなたの決断を応援します!

長い比較の旅、お疲れ様でした!

モーダス105とNS950シリーズの比較、いかがでしたでしょうか。

それぞれの個性と魅力、そしてあなたとの相性が見えてきたのではないでしょうか。

最後にもう一度、それぞれのシャフトがどんなゴルファーを待っているか、おさらいです。

  • モーダス105:「俺についてこい!」タイプの頼れる相棒。操作性と安定感を求める、自分でゲームを組み立てたいあなたへ。
  • NS950GH:「任せとけ!」タイプの優しいヒーロー。楽に、高く、安定して打ちたい、すべてのエンジョイゴルファーへ。
  • NS950GH neo:「時代は俺に追いついた!」タイプの進化形ヒーロー。現代の飛び系アイアンを使いこなし、シャープさと結果を両立したいあなたへ。

しかし、どんなに言葉を尽くしても、最終的に答えを出すのはあなた自身です。

スペックや評判に惑わされず、自分のスイングと感覚を信じてください。

試打を重ね、フィッターに相談し、「これしかない!」と思えるシャフトに出会えた時、あなたのゴルフは間違いなく新しいステージに進みます。

この記事が、その運命の一本を見つけるための、信頼できる羅針盤となれたなら、これ以上の喜びはありません。

さあ、最高の相棒を見つけて、次のラウンドをもっともっと楽しみましょう!

あなたのゴルフライフが、素晴らしいショットで彩られることを願っています。

ナイスショット!

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