【ミラノ五輪】誹謗中傷をAIが24時間監視!選手を守るJOCの新対策と私たちが知るべき「3つの変化」

   

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いよいよ開幕が目前に迫った、2026年ミラノ・コルティナ・ダンペッツォ冬季オリンピック。

フィギュアスケートの坂本花織選手や鍵山優真選手をはじめ、雪と氷の舞台で躍動する日本代表選手たちの姿に、日本中、いや世界中が熱狂する準備を進めています。

現地時間2026年2月6日の開会式を皮切りに始まる、4年に一度の祭典。

しかし、その輝かしいスポットライトの裏側で、もう一つの「静かなる戦い」が始まっていることをご存じでしょうか?

それは、スマートフォンやパソコンの画面越しに行われる、SNS上の「誹謗中傷」との戦いです。

現地時間2026年2月3日、日本オリンピック委員会(JOC)はミラノ市内に設置した「モニタリングセンター」としての機能を持つ対策オフィスを報道陣に公開し、これまでの大会とは一線を画す、AI(人工知能)を活用した大規模な監視体制の本格稼働を明らかにしました。

ニュースやSNSのトレンドで「ミラノ五輪 誹謗中傷 AI」という言葉を目にした方も多いかもしれません。

「AIが監視するって、具体的にどういう仕組み?」

「私たちの投稿も全部見られているの?」

「法律が変わったって本当?」

そんな疑問を持つ方のために、この記事では、JOCが導入した最新のAI監視システムの全貌、なぜこれほど強力な対策が必要になったのかという歴史的背景、そして2025年に施行された新法「情報流通プラットフォーム対処法」がもたらす劇的な変化について徹底的に解説していきます。

この記事を読むことで、単なる「スポーツ観戦」にとどまらず、デジタル社会における「人権」と「テクノロジー」、そして「法制度」の最前線を深く理解できるでしょう。

選手たちが安心して競技に集中できる環境がいかにして作られているのか、その裏側にある22人のプロフェッショナルたちの戦いを、ぜひ最後まで見届けてください。

第1章:JOCが導入した「鉄壁の盾」――AI監視システムの全貌

2026年2月、JOCは選手に対するSNS上の心ない攻撃を防ぐため、かつてない規模の対策チームを稼働させました。まずはその具体的な中身、技術的な凄みについて詳細に見ていきましょう。

JOCが発表した「24時間・22人体制」の衝撃

JOCの発表によると、今回のミラノ・コルティナ五輪では、AIによる自動検知ツールに加え、専門知識を持つスタッフと弁護士を含む「22人のモニタリングチーム」が結成されました。

このチームの最大の特徴は、日本(東京)とイタリア(ミラノ)の2拠点を連携させた完全な24時間体制であることです。イタリア(冬時間)と日本には8時間の時差があります。例えば、ミラノで競技が集中する昼間(10:00〜18:00)は、日本では夜から深夜(18:00〜翌02:00)にあたります。

これまでの「日本時間メイン」の対応では、どうしても深夜帯に監視の目が届きにくい「空白の時間」が生まれ、その間に炎上が拡大してしまうリスクがありました。しかし今回は、時差を逆手に取り、日本チームとミラノチームがリレー形式で業務を引き継ぐことで、スタッフに過度な深夜労働を強いることなく、「24時間365日、常にどちらかの拠点が覚醒している状態」を作り出しています。

具体的には、日本側のチームが日中の業務を終える頃、ミラノ側のチームが始業し、申し送りを行って監視のバトンを渡します。そしてミラノの夜が更ける頃、日本の朝チームが始動する。このシームレスな連携こそが、「悪意には一瞬たりとも隙を与えない」というJOCの強い意思表示であり、物理的な「目の数」を確保する戦略なのです。

技術の核心:AIと人間によるハイブリッド監視プロセス

今回導入されたシステムは、単なるキーワード検索ではありません。IOC(国際オリンピック委員会)やFIFA(国際サッカー連盟)といった国際的なスポーツ組織でも導入が進む最新のAI技術を活用しています。

従来のフィルタリングシステムは、「死ね」「バカ」「辞めろ」といった特定のNGワードが含まれているかどうかを判定する単純な「辞書型」のマッチングでした。しかし、人間の悪意は進化しています。直接的な言葉を使わずに相手を傷つける方法、いわゆる「行間を読む」必要がある攻撃が増加しています。

最新のAIは、自然言語処理(NLP)という技術を駆使し、「文脈(コンテキスト)」を理解しようと試みます。例えば、「お前が死ぬほど練習したことは知っている」という文章には「死ぬ」という単語が含まれますが、これは文脈上「称賛」であり、AIはこれを「ポジティブ」または「セーフ」と判定します。逆に、「これだから〇〇(出身地や属性)は…」といった、直接的な暴言を含まない差別的な投稿(マイクロアグレッション)については、文脈から悪意を検知し「リスクあり」と判定します。

さらに特筆すべきは、画像の解析能力です。AIは画像認識技術を用い、以下のような視覚的な攻撃も検知対象としています。

  • 特定の動物の絵文字を多用した人種差別的な投稿
  • 選手の失敗シーンを執拗に繰り返す動画やGIF
  • 選手の顔写真を加工し、侮辱的なメッセージを付加した画像

テキスト(文字)の世界だけでなく、ビジュアル(視覚)の世界も監視下に置く。これが今回のシステムの真骨頂です。

ただし、AIは万能ではありません。皮肉や高度なスラング、仲間内でのみ通じる隠語などは検知漏れを起こす可能性があります。そこで、AIが「疑わしい」と検知した投稿(アラート)については、最終的にトレーニングを受けた専門スタッフと、チームに帯同する弁護士が目視で確認します。そして、「これは削除依頼に値する明確な権利侵害である」と法的に認定したものだけを、プラットフォーム側に通知します。この「AIの網羅性」と「人間の法的判断力」を組み合わせたハイブリッド体制こそが、誤検知(冤罪)を防ぎつつ迅速な対応を可能にしているのです。

【実績公開】すでに380件の削除依頼を実施!その「重み」とは

システムはすでにフル稼働しています。JOCの報告(2026年2月4日時点)によると、大会開幕直前の段階で、既に約2,000件の関連投稿を確認し、そのうち悪質な約380件に対し、プラットフォーム事業者へ削除依頼を行ったことが明らかになっています。

「3日までに確認された約2000件のうち380件には削除申請を行った」
出典:選手への誹謗中傷を24時間体制で監視…JOCが対策強化(FNNプライムオンライン)

ここで非常に重要なのは、「JOCが削除した」のではなく、「削除依頼(申請)を行った」という点です。インターネット上の投稿を強制的に削除する権限は、JOCにも日本政府にもありません。その権限を持っているのは、X(旧Twitter)やMeta(Instagram)などのプラットフォーム事業者のみです。

JOCは、それらの事業者に対し「この投稿は貴社の利用規約違反であり、かつ日本の法律における名誉毀損や侮辱にあたる権利侵害である」と通報し、削除を求めたのです。「たった380件?」と思うかもしれませんが、もしこの対策がなければ、380個の「言葉の刃(やいば)」が、直接選手のスマートフォンに通知され、試合前の極限状態にある彼らの心をえぐっていたかもしれません。JOCのチームは、選手がその投稿を目にする前に、デジタルの防波堤として機能したのです。

第2章:なぜ「今」なのか?――悲劇の歴史とパラダイムシフト

なぜ、ここまで大規模なAI導入と24時間体制が必要になったのでしょうか。その背景には、過去の大会でアスリートたちが流した涙の歴史と、スポーツ界全体で共有された「危機感」があります。

東京2020の悲劇:アスリートを襲った「言葉の刃」

記憶に新しいのは、2021年に開催された東京オリンピックです。パンデミック下での開催という異例の状況に加え、自国開催という重圧。その中で、期待された結果を出せなかった選手や、些細なミスをした選手に対し、SNS上で目を覆いたくなるような罵詈雑言が殺到しました。

「税金の無駄」「代表を辞退しろ」「生きてる価値がない」……。匿名のアカウントから放たれる無責任な言葉は、強靭な肉体を持つトップアスリートの精神をも容易に破壊しました。体操のシモーン・バイルス選手(米国)がメンタルヘルスの不調を訴えて競技を棄権したり、テニスの大坂なおみ選手が記者会見を拒否して心の健康を守ろうとしたりした出来事は、この時期の象徴的な事件として世界に衝撃を与えました。

この時、スポーツ界は痛感しました。「肉体のケアと同じくらい、精神(メンタル)のケアが必要だ」と。しかし、当時の対策はあくまで「傷ついた選手をどう癒やすか」という事後対応(カウンセリング等)が中心でした。

パリ2024からの教訓:事後対応から「予防」へのパラダイムシフト

続く2024年パリオリンピックでも、状況は改善するどころか、より複雑化・巧妙化しました。柔道などの対人競技において、敗戦した選手や判定に不服を持つファンが、相手選手のSNSに突撃し、翻訳ツールを使った多言語での誹謗中傷を繰り返す事態が発生しました。

この経験から、IOCを含むスポーツ界全体で一つのコンセンサス(合意)が生まれました。

「誹謗中傷が起きてから慰める(ケアする)のでは遅すぎる。起きる前に、選手の目に触れる前に消さなければならない」

かつて、スポーツ指導者の間では「ネットの書き込みなど見なければいい」「無視するのが一番」という指導が一般的でした。しかし、スマートフォンが生活の一部となり、大会情報の確認やファンとの交流にSNSが不可欠となった現代において、「見ない」という選択肢は事実上不可能です。選手はポケットの中にあるデバイスを通じて、好むと好まざるとに関わらず世界中の声と接続されています。

そこで、個人の「スルースキル」に依存するのではなく、組織がシステムによって悪意ある投稿をフィルタリングし、選手に届かないようにする「積極的防衛(アクティブ・ディフェンス)」へとフェーズが移行したのです。2026年ミラノ・コルティナ五輪は、このパラダイムシフトがシステムとして完成し、適用される最初の冬季大会となります。

第3章:法と倫理の最前線――2025年「情報流通プラットフォーム対処法」の施行

今回のJOCの動きは、単なるスポーツ団体の自主的な取り組みではありません。この背景には、日本のインターネット法制の抜本的な改革、すなわち2025年4月に施行された新法の影響が色濃く反映されています。

「プロバイダ責任制限法」から「情報流通プラットフォーム対処法」へ

ここが今回の記事で最も理解していただきたい重要なポイントです。2025年(令和7年)4月1日、長らく日本のネットトラブル対応の基礎であった「プロバイダ責任制限法」が改正され、法律の名称も「情報流通プラットフォーム対処法」(正式名称:特定電気通信による情報の流通によって発生する権利侵害等への対処に関する法律)へと変更されました。

もし、あなたが読んでいる他のネット記事で「プロバイダ責任制限法に基づき削除請求を行い…」と書かれていたら、その情報はすでに古い可能性があります。現在は新しい法律の下で運用されています。

何が変わったのか?――大規模事業者への義務付け

この新法における最大の変更点は、X、Facebook、Instagram、YouTube、TikTokなどを運営する巨大IT企業を「大規模特定電気通信役務提供者」として指定し、彼らに対して日本国内での迅速な対応義務を法的に課した点にあります。

以前の法律では、削除依頼を行っても、海外に拠点を置くプラットフォーム事業者からの反応が遅かったり、無視されたりするケースが少なくありませんでした。また、どのような基準で削除が行われるのかがブラックボックス化しており、「なぜこの酷い投稿が消されないのか?」という不満が被害者側に募っていました。

しかし、「情報流通プラットフォーム対処法」では、以下の点が大規模事業者に義務付けられました。

  • 削除申出窓口の設置と公表: 日本語で対応できる窓口を明確にし、誰でもアクセスできるようにすること。
  • 調査と通知の迅速化: 削除申出を受けてから一定期間内(原則として迅速)に調査を行い、削除するか否かの結果を、理由を添えて申出者に通知すること。
  • 運用状況の公表: 削除基準や、年間の削除件数、申出から削除までの平均日数などを透明化すること。

つまり、JOCが今回「既に380件の削除依頼を行った」という事実は、この新しい法律の後ろ盾があるからこそ、かつてない重みを持つのです。プラットフォーム側は、JOCからの正規の手続きによる申出に対し、法的に定められたプロセスで真摯に対応する義務を負っています。もし正当な理由なく放置すれば、総務省からの勧告や公表の対象となり得るからです。

JOCの対策チームに弁護士が含まれているのも、この法的手続きを迅速かつ的確に行い、プラットフォーム側に「これは利用規約違反であるだけでなく、日本の法律において削除義務が生じる案件である」と認めさせるための戦略的配置なのです。

第4章:世界はこう動いている――FIFA、英プレミアリーグの先行事例

AIによる監視は、日本だけのトレンドではありません。むしろ、世界的なスポーツ界では標準装備(デフォルト)になりつつあります。JOCの取り組みをより深く理解するために、海外の先行事例と比較してみましょう。

FIFAの「Social Media Protection Service (SMPS)」

サッカー界を統括するFIFA(国際サッカー連盟)は、2022年カタールワールドカップから「Social Media Protection Service (SMPS)」というプロジェクトを導入し、業界のスタンダードを確立しました。

FIFAの報告によると、2022年のワールドカップおよび2023年の女子ワールドカップを含む複数の大会において、SMPSは累計で数千万件規模の投稿をスキャンし、その中から数百万件単位のヘイトスピーチを検知・非表示化したとされています(※具体的な数値は大会ごとの集計によりますが、FIFA公式発表では膨大な数の投稿が保護対象となったことが示されています)。

FIFAのシステムの特徴は、プラットフォームと直接連携し、選手に向けられたヘイトスピーチを検知すると、本人が目にする前に自動的に「隠す(Hide)」機能を持っている点です。JOCの今回の対策も、このFIFAモデルと同様に「モニタリング」と「法的措置」を組み合わせたものですが、日本語特有のハイコンテクストな(文脈依存度の高い)表現に対応するため、独自の専門チームを編成している点が特徴です。

アーセナルFCと「Threat Matrix」

英国プレミアリーグの名門、アーセナルFCでは、データサイエンス企業と提携し、「Threat Matrix」と呼ばれる高度なAIシステムを運用しています。彼らの取り組みで特筆すべきは、特定された加害者に対する「物理的な制裁」まで踏み込んだ点です。

報道によると、2023/24シーズンには、オンラインでの誹謗中傷を行った会員に対し、スタジアムへの入場禁止(チケット剥奪)処分を下しました。日本プロ野球選手会などの資料によれば、こうした厳格な対策の結果、導入後、選手への誹謗中傷検知件数が約90%減少したというデータも報告されています。

「ネットで悪口を言ったら、スタジアムに入れなくなる」。この事例は、テクノロジーが物理的な防御壁となるだけでなく、ファンに対する強力な心理的抑止力としても機能することを示しています。JOCにおいても、将来的には特定された悪質投稿者に対し、関連イベントへの参加制限などの具体的ペナルティが検討される時代が来るかもしれません。

第5章:私たち観戦者の「新しいマナー」――加害者にならないために

ここまで、JOCによる「守り」のシステムについて解説してきました。しかし、どんなに優れたAIや法律があっても、誹謗中傷を完全にゼロにすることはできません。最終的に鍵を握るのは、投稿する「人間」、つまり私たち一人ひとりのモラルとリテラシーです。

批判と誹謗中傷の境界線

ここで改めて、「批判」と「誹謗中傷」の違いについて考えてみましょう。これらは混同されがちですが、法的には、そして倫理的には明確に異なります。

「批判」とは、選手のプレーや戦術、結果に対して、客観的な事実に基づき論評することです。「あそこのパスは判断ミスだったのではないか」「もっと練習が必要だ」「タイムが伸び悩んでいる」といった意見は、スポーツ批評として成立し得るものであり、言論の自由の範囲内とされることが多いでしょう。

一方、「誹謗中傷」とは、プレーとは無関係な人格攻撃や、事実に基づかない嘘、容姿への侮辱、脅迫などを指します。「辞めちまえ」「人間として終わってる」「ブサイク」「死ね」「〇〇国へ帰れ」といった言葉は、明らかに競技の批評を超えた攻撃であり、名誉毀損罪や侮辱罪、脅迫罪などの法的責任を問われる可能性があります。

また、今回のJOCのシステムでも重視されている「デマ」の拡散にも注意が必要です。「あの選手は仮病を使っている」「裏で不正をしている」といった根拠のない噂をリポスト(拡散)することも、法的には発信者と同等の責任を問われることがあります。「みんなが言っているから」は免罪符にはなりません。

感情が高ぶったときこそ、送信ボタンを押す前に「これを相手の目の前で言えるか?」「自分の大切な家族が言われたらどう感じるか?」と自問自答する。古臭いようですが、これこそがAIにも勝る最強のフィルタリング機能です。

ポジティブな応援をAIに「学習」させるという発想

AIは学習します。ネット上にポジティブな言葉、温かい応援が増えれば増えるほど、相対的に悪意ある投稿は異質なものとして際立ち、検知されやすくなる可能性があります。

私たちが積極的に「#TeamJapan」「#選手名」などのハッシュタグで応援メッセージを投稿することは、選手を励ますだけでなく、ネット空間を浄化する「対抗措置」にもなるのです。「悪貨は良貨を駆逐する」と言われますが、デジタルの世界では、圧倒的な量の「良貨(応援)」で「悪貨(中傷)」を押し流すことができるかもしれません。

もし誹謗中傷を見つけてしまったら?

もしあなたがSNSで酷い投稿を見つけても、直接反論(リプライ)したり、引用リツイートで晒し上げたりするのは避けましょう。正義感からの行動であっても、反論することで投稿のエンゲージメント(注目度)が高まり、SNSのアルゴリズムが「人気のある議論」と勘違いして、さらに拡散させてしまう恐れがあるからです。

正しい行動は「静かに通報(Report)ボタンを押す」こと、そして「ブロック・ミュート」することです。あとは、プロであるJOCの監視チームとAI、そしてプラットフォームの法務チームに任せましょう。私たちは、選手の良いプレーに集中し、それを称賛することにエネルギーを使うべきです。

クリーンなタイムラインでミラノ五輪を楽しもう

2026年ミラノ・コルティナ冬季五輪におけるJOCの誹謗中傷対策は、量(22人のスタッフ、24時間監視)においても、質(弁護士連携、新法活用)においても、過去の大会とは一線を画すレベルに達しています。

  • 日本とイタリアの2拠点を連携させた、物理的な24時間監視体制
  • 2025年施行の「情報流通プラットフォーム対処法」を背景とした、実効性のある削除依頼
  • 開幕前にすでに380件の削除依頼を実施し、選手を守った実績
  • テキストだけでなく画像や動画も検知対象とするAIの網羅性

JOC加盟の冬季競技団体(9団体)に対する調査でも、既に7団体が独自に対策を講じており、組織的な防御網はかつてないほど強固です。

このシステムは、選手たちが人生をかけて挑む舞台を、心ない言葉の暴力から守るための強力な盾となります。

坂本花織選手、鍵山優真選手、高木美帆選手といった日本の顔となる選手たち、そして全ての代表選手が、安心して最高のパフォーマンスを発揮できる環境を作ることは、私たち観客にとっても最高の感動を受け取るための条件です。

しかし、最高のセキュリティは、私たち一人ひとりの「想像力」です。

AIが削除しなくてもいいような、称賛と敬意に満ちたタイムラインを作ること。

それこそが、選手たちへの最高の応援であり、私たち観戦者に与えられた金メダル級のミッションと言えるのではないでしょうか。

さあ、いよいよ始まる冬の祭典。

選手たちの熱い戦いを、心からのエールで後押ししましょう。

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