【海外の反応】高木美帆が銅メダルで“伝説”へ!世界が驚愕した「第4組の奇跡」と9個目のメダル【ミラノ五輪2026】
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2026年2月16日(日本時間)、イタリア・ミラノ。
冬季オリンピックの歴史において、これほど「静寂」と「熱狂」が交錯したレースは稀かもしれません。
ミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック、スピードスケート女子500m。
会場となったフィエラ・ミラノ(Fiera Milano Rho)の特設リンクで、日本のエース・髙木美帆(たかぎ みほ)選手が、また一つ偉大な足跡を残しました。
結果は銅メダル。
一見すると「3位」という結果ですが、このメダルには金メダルにも劣らない、極めてドラマチックな背景があります。
彼女は全15組中の「第4組」という、極めて早い順番で滑走しました。
その後、世界ランキング上位のライバルたち22人の滑走を、控室で祈るように待ち続け、耐え抜いた末に手にしたメダルだったのです。
そして何より、これが彼女にとってオリンピック通算9個目のメダルとなりました。
優勝したオランダのフェムケ・コク選手がオリンピック新記録で金メダルに輝く中、海外メディアや解説者たちは、専門外の短距離種目で表彰台に上がった髙木選手の「底知れぬ適応能力」に、驚きと敬意を表しています。
本記事では、現地時間2月15日に行われたこのレースの模様と、髙木美帆選手の銅メダル獲得に対する海外の反応、そして世界が彼女を「レジェンド」と呼ぶ理由を、最新の事実に基づいて徹底解説します。
1. ミラノの奇跡!第4組からの銅メダル獲得劇
まずは、今回のレースがいかに異例の展開であったか、その事実関係を整理します。
1-1. なぜ「第4組」だったのか?
スピードスケート500mは通常、ワールドカップランキング等の実績に基づき、タイムの良い選手ほど後半の組で滑走するシステムになっています。
髙木選手は本来、1000mや1500mを主戦場とする中長距離のスペシャリストです。
今シーズンの500mへの出場頻度やポイントの関係から、今大会では全15組中の「第4組」という、メダル争いをする選手としては異例の早い組でのスタートとなりました。
早い組での滑走には、明確なデメリットがあります。
- 氷の状態:整氷直後は氷が硬く滑りやすい反面、他の選手のラインが見えないため、ペース配分が難しい。
- 目標タイムの不在:ライバルのタイムを知らずに滑るため、基準となるターゲットタイムがない。
- プレッシャー:好タイムを出しても、後続の選手(特に後半組のスペシャリストたち)に抜かれる可能性が高い状態で、長時間待たなければならない。
1-2. 耐え抜いた「37秒27」
そんな不利な条件下で、髙木選手は集中力を極限まで高めていました。
スタートの合図とともに飛び出した彼女は、最初の100mを堅実にまとめると、持ち味である後半の伸びを発揮。
第2カーブからゴールにかけての加速は、中距離選手特有の「減速しないスケーティング」そのものでした。
フィニッシュタイムは37秒27。
この時点で暫定トップに立ちましたが、残る滑走者は22名。
世界記録保持者や今季のワールドカップ上位勢が控える中、このタイムがメダル圏内に残るかどうかは、誰にも予測できませんでした。
1-3. 世界女王たちの猛追と結果
その後、各国のアスリートたちが髙木選手のタイムに挑みましたが、フィエラ・ミラノの氷に苦戦する選手が続出しました。
順位が動いたのは、レース終盤でした。
女子500m 最終結果(上位)
- 🥇 金メダル:フェムケ・コク(オランダ)
記録:36秒49 [オリンピック新記録]
圧倒的なスタートダッシュとスプリント力で、唯一の36秒台をマーク。文句なしの完全優勝でした。 - 🥈 銀メダル:ユッタ・リールダム(オランダ)
記録:37秒15
1000mを得意とする長身スケーター。パワー溢れる滑りで髙木選手を上回りました。 - 🥉 銅メダル:髙木美帆(日本)
記録:37秒27
第4組のタイムを守り切り、見事表彰台を確保しました。
前回北京大会の金メダリストであるエリン・ジャクソン(アメリカ)は37秒32で5位となり、連覇はなりませんでした。
この激戦の中で3位に残ったこと自体が、髙木選手のタイムがいかにハイレベルであったかを物語っています。
2. 海外の反応:世界は「9個目のメダル」をどう報じたか?
この結果に対し、海外メディアはフェムケ・コク選手の金メダルを称えるとともに、髙木選手の「異能ぶり」に注目しています。
2-1. 欧州メディアの評価:「オールラウンダーの証明」
スピードスケートの本場であるオランダや、欧州全域をカバーするスポーツメディアは、髙木選手の「多様性(Versatility)」を高く評価する論調が目立ちます。
現地からの報道を総合すると、以下のようなポイントが称賛されています。
- 距離の枠を超えた実力:通常、500mのスペシャリストと1500m/3000mの選手は、体格も筋肉の質も異なります。しかし、髙木選手はその両方でトップレベルを維持しており、「現代における最も完成されたスケーター」との評価が定着しています。
- 通算9個のメダル:ドイツの伝説的選手、クラウディア・ペヒシュタインと並ぶ「五輪通算9個」のメダル獲得は、欧州のスケートファンにとっても偉大な記録として認識されています。
2-2. 米国メディアの反応:「驚異的なアスリート」
アメリカのNBCスポーツなどの報道では、前回女王ジャクソンの敗北と対比する形で、髙木選手の安定感が取り上げられました。
特に、「数日前に1000mや1500mのレースをこなしている選手が、スプリント種目でもメダルを取る」という身体的なタフネスさに対し、驚嘆の声が上がっています。
2-3. 海外ファンの声(SNS等の反応傾向)
X(旧Twitter)などのソーシャルメディアでは、世界中のスケートファンから以下のような趣旨のコメントが投稿されています。
- 「第4組で滑って、最後まで順位を守り切るなんて信じられない精神力だ」
- 「9個目のメダルおめでとう。彼女は間違いなくレジェンドの一人だ」
- 「オランダ勢が強いのは分かっていたが、ミホ・タカギがここに割って入るとは。リスペクトしかない」
3. なぜ「銅」でも世界は騒ぐのか?3つの要因を深掘り
金メダルではない「銅メダル」が、なぜこれほどまでに世界的な注目を集めるのか。
その理由は、髙木美帆という選手が持つ3つの特殊性にあります。
3-1. 前人未踏の「通算9個」という数字の意味
今回の銅メダルで、髙木選手のオリンピック通算メダル獲得数は「9個」となりました。
これは日本の冬季オリンピック史上最多記録であるだけでなく、世界の女子スピードスケート史においても歴代2位の記録に並ぶものです。
【髙木美帆選手のオリンピックメダル内訳】
| 大会 | メダル | 種目 |
|---|---|---|
| 2018 平昌 | 金1・銀1・銅1 | 団体パシュート(金)、1500m(銀)、1000m(銅) |
| 2022 北京 | 金1・銀3 | 1000m(金)、500m・1500m・団体(銀) |
| 2026 ミラノ | 銅2(2/16時点) | 1000m、500m |
歴代1位はイレイン・ブスト(オランダ)の13個ですが、髙木選手はそれに次ぐポジションを確固たるものにしました。
3大会連続で複数のメダルを獲得し続ける「継続性」こそが、真のアスリートとして尊敬される理由です。
3-2. 「平地リンク」での価値ある37秒台
今回の会場であるミラノのリンクは、標高の低い「平地リンク(Lowland)」です。
カルガリーやソルトレイクシティのような高地リンク(Highland)と異なり、空気抵抗が大きいため、タイムが出にくいとされています。
そのような環境下で、スプリント専門ではない髙木選手が37秒27という好タイムをマークしたことは、彼女のスケーティング技術(氷への力の伝え方)がいかに効率的であるかを証明しています。
力任せではなく、技術で滑るスタイルだからこそ、年齢を重ねても記録が落ちないのです。
3-3. 31歳での進化とメンタルコントロール
31歳(2026年時点)という年齢は、瞬発力が求められる500mにおいては決して有利ではありません。
しかし、彼女は経験を武器にしました。
レース後のインタビュー等の報道によると、彼女は「考えすぎないこと(Less thinking)」を意識し、無心でレースに臨んだといいます。
北京大会での主将としての重圧を乗り越え、より自然体で氷に向き合えるようになった精神的な成熟が、この結果に繋がったと言えるでしょう。
4. 激闘の舞台裏:勝者と敗者のコントラスト
今回のレースは、勝者たちのコントラストも印象的でした。
金メダリスト:フェムケ・コク(オランダ)
彼女は「スプリントの革命児」です。
これまで中長距離が強かったオランダに、史上初めて女子500mの金メダルをもたらしました。
その勝因は圧倒的な爆発力。
スタートからの100m、そしてコーナーワークの全てにおいて、他を寄せ付けないスピードを見せつけました。
日本のエース:髙木美帆
対する髙木選手は、オールラウンダーとしての「総合力」で戦いました。
スタートダッシュで多少遅れても、後半の400mで粘り強く加速し、タイムをまとめる。
全く異なるタイプの選手が表彰台に並んだことは、スピードスケートという競技の奥深さを世界に示しました。
5. まだ終わらない!残る種目への期待
500mでの銅メダル獲得で会場を沸かせた髙木選手ですが、ミラノ・コルティナ五輪の戦いはまだ続いています。
彼女には、自身の得意種目である「女子1500m」や、チームの要となる「団体パシュート」での活躍が残されています(※エントリー状況による)。
特に1500mは「キング・オブ・ディスタンス」と呼ばれ、スピードと持久力の両方が求められる、まさに髙木美帆のためにあるような種目です。
海外ファンからも「10個目のメダル(Double Digits)が見たい!」という期待の声が高まっています。
一大会で複数のメダルを獲得し続ける彼女の体力と精神力には、ただただ驚かされるばかりです。
まとめ:髙木美帆の銅メダルは「世界遺産級」の輝き
2026年2月16日、フィエラ・ミラノで刻まれた歴史。
髙木美帆選手の銅メダルは、以下の3点において世界的な称賛を集めました。
- 第4組滑走という不利な条件を跳ね返した精神力
- 通算9個目のメダルという、歴史的偉人に並ぶ記録
- 31歳にしてスプリント種目で進化を続ける技術と適応力
私たち日本のファンにとって、彼女が日本代表であることは大きな誇りです。
伝説は現在進行形です。
残りの種目でも、髙木美帆選手の滑りを、世界中と一緒に全力で応援しましょう!