高速道路もスイスイ快適！軽自動車 おすすめモデル徹底比較｜選び方と注意点も解説
2025/05/12
anatato.jp へ本日もお越しいただきありがとうございます！
「軽自動車で高速道路って、本当に大丈夫？」「長距離運転はやっぱり疲れるんじゃないかな…」
そんな風に思っていませんか？
確かに以前は、軽自動車での高速道路走行に不安を感じる方も少なくありませんでした。
しかし、技術の進歩は目覚ましく、最近の軽自動車は走行性能や安全装備が格段に向上しています。
選び方次第では、高速道路も驚くほど快適に、そして安全に走ることができるんです。
この記事では、2025年4月20日現在の最新情報をもとに、高速道路の利用を考えているあなたに最適な「軽自動車 高速 おすすめ」モデルを徹底解説します。
高速道路向きの軽自動車を選ぶための重要なポイントから、具体的なおすすめ車種、そして安全に運転するためのコツまで、この記事を読めばすべてがわかります。
さあ、あなたにぴったりの一台を見つけて、軽自動車での快適なドライブを実現しましょう！
そもそも軽自動車で高速道路は走れるの？
まず基本的な疑問から解決しましょう。「軽自動車って、高速道路を走っても法的に問題ないの？」答えは「全く問題ありません」です。
法的な側面：軽自動車の高速道路走行は全く問題なし
日本の道路交通法では、高速道路（高速自動車国道）を走行できない車両が定められています。具体的には、ミニカー（総排気量50cc以下など）、総排気量125cc以下の普通自動二輪車、原動機付自転車などが該当します。また、構造上時速50km以上の速度が出ない自動車も走行できません。
軽自動車（総排気量660cc以下）はこれらのいずれにも該当しないため、法的に高速道路を走行することが認められています。高速道路での軽自動車の最高速度は、基本的に普通車と同じ時速100km/h（一部区間では120km/h）、最低速度は時速50km/hです。
軽自動車で高速道路を走るメリット
軽自動車で高速道路を利用することには、いくつかのメリットがあります。
- 高速料金が安い: 多くの高速道路では、軽自動車は「軽自動車等」の料金区分に分類され、普通車に比べて約2割引の料金で通行できます。長距離を走れば走るほど、この差は大きなメリットになります。
- 燃費が良い傾向: 一般的に軽自動車は燃費が良いとされています。ただし、高速道路ではエンジンを高回転させる場面も増えるため、走り方によっては期待したほど燃費が伸びないこともあります。特に自然吸気（NA）エンジン車で速度を維持しようとすると、燃費が悪化しやすい傾向があります。一方で、ターボ車は比較的余裕を持って走行できるため、燃費の落ち込みが少ない場合もあります。
- 小回りが利き、旅先での運転が楽: 軽自動車のコンパクトなボディは、旅先の慣れない道や狭い駐車場での取り回しに非常に便利です。目的地周辺での移動や観光地巡りなどで、その利便性を実感できるでしょう。
軽自動車で高速道路を走る際の注意点・デメリット
メリットがある一方で、軽自動車で高速道路を走る際には知っておきたい注意点やデメリットも存在します。
- パワー不足を感じやすい（特にNA車）: 軽自動車のエンジンは排気量が660cc以下に制限されているため、普通車と比べるとどうしてもパワー不足を感じる場面があります。特に自然吸気（NA）エンジンの場合、高速道路での合流や追い越し、登り坂などでアクセルを深く踏み込む必要があり、ストレスを感じることがあります。
- 横風の影響を受けやすい: 車体が軽く、特に全高が高いハイトワゴンタイプなどは、高速道路上の強い横風や、トンネルの出入り口、大型車に追い越される際などにハンドルを取られやすい傾向があります。
- 静粛性が普通車に劣る場合がある: 高速走行時はエンジン音やロードノイズ（タイヤが路面を転がる音）、風切り音などが大きくなりがちです。最近の軽自動車は静粛性も向上していますが、普通車と比較すると、車内の騒音が気になる場合があります。
- 長距離運転での疲労感: シートの設計や乗り心地、走行中の振動などが原因で、普通車に比べて長時間の運転で疲れを感じやすいことがあります。ただし、これも車種によって大きく異なり、近年は快適性を重視したモデルも増えています。
高速道路におすすめ！軽自動車の選び方５つのポイント
では、高速道路を快適かつ安全に走るためには、どのような軽自動車を選べば良いのでしょうか？以下の5つのポイントをチェックしましょう。
パワーは重要！「ターボエンジン」搭載軽自動車がおすすめ
高速道路を頻繁に利用するなら、ターボエンジン搭載モデルが断然おすすめです。ターボエンジンは、排気ガスの力を利用してエンジンに多くの空気を送り込み、排気量以上のパワーを引き出す仕組みです。
ターボ車なら、高速道路での合流や追い越し、登り坂でもスムーズな加速が可能になり、ストレスなく運転できます。自然吸気（NA）エンジンでも高速道路を走ることは可能ですが、パワー不足を感じる場面が多くなるため、余裕のある走りにはターボが有利です。
安定した走りのために「走行安定性」の高い軽自動車を
高速走行では、車の安定性が非常に重要です。ふらつきにくく、安心して運転できる車を選びましょう。
- 車体剛性: ボディがしっかりしている（剛性が高い）車は、高速走行時の安定感が増します。
- 車高: 車高が低いモデルの方が、重心が低くなり、横風の影響を受けにくくなる傾向があります。ただし、最近のハイトワゴンでも走行安定性を高める工夫が凝らされています。
- 足回り（サスペンション）: しっかりとした足回りは、乗り心地だけでなく、高速走行時の安定性にも寄与します。
安全は最優先！「先進安全装備」が充実した軽自動車を
万が一の事故を防ぎ、被害を軽減するため、そして運転の負担を減らすために、先進安全装備の充実度も重要なチェックポイントです。
- アダプティブクルーズコントロール（ACC）: 設定した速度を上限に、前を走る車との車間距離を自動で保ちながら追従走行する機能です。高速道路での運転疲労を大幅に軽減してくれます。特に渋滞時にも対応する「全車速追従機能付き」が便利です。
- 衝突被害軽減ブレーキ（自動ブレーキ）: 前方の車両や歩行者を検知し、衝突の危険が高まると警報を発したり、自動でブレーキを作動させたりする機能です。多くの車種で標準装備化が進んでいます。
- 車線維持支援システム（LKA/LKAS）: 車線を認識し、車線の中央を走行するようにステアリング操作をアシストする機能です。ACCと組み合わせることで、さらに運転負担が軽減されます。
- 車線逸脱警報システム（LDW）: 意図せず車線をはみ出しそうになると、警報で知らせてくれる機能です。
- ブラインドスポットモニター（BSM）: 車線変更時に、死角になりやすい後側方の車両を検知して知らせてくれる機能です。
- エアバッグシステム: 運転席・助手席だけでなく、側面衝突に対応するサイドエアバッグやカーテンエアバッグが装備されていると、より安心です。車種によっては後席やニーエアバッグ（運転席膝元）も設定されています。
長距離も快適に！「静粛性・快適性」の高い軽自動車を
長時間の運転では、車内の快適性が疲労度に大きく影響します。
- シートの質と形状: 体をしっかり支え、長時間座っても疲れにくいシートが理想です。実際に座ってみて確認するのが一番です。
- 静粛性: エンジン音やロードノイズ、風切り音などが抑えられている車は、快適性が高く、会話や音楽も楽しめます。試乗時に高速道路を走らせてもらうのがおすすめです。
- 乗り心地: 路面からの衝撃をうまく吸収し、揺れの少ない乗り心地の良い車を選びましょう。
経済性もチェック！「燃費性能」も忘れずに
維持費を抑えるためには、燃費性能も重要です。カタログ燃費（WLTCモード）を参考にしましょう。WLTCモードには「市街地モード」「郊外モード」「高速道路モード」の3つの走行モードごとの燃費が表示されているので、特に「高速道路モード」の数値を比較すると良いでしょう。
ただし、前述の通り、軽自動車の高速燃費は走り方や車種（ターボ/NA）によって変動が大きい点に留意が必要です。
【2025年最新】高速道路利用におすすめの軽自動車5選
上記の選び方のポイントを踏まえ、2025年4月現在、高速道路での利用におすすめの軽自動車を5車種ご紹介します。いずれも人気が高く、ターボエンジン搭載モデルやACC（アダプティブクルーズコントロール）などの先進安全装備が充実しているモデルを中心に選びました。
【王道の選択】ホンダ N-BOX（ターボモデル）
ホンダ N-BOXは、長年にわたり軽自動車販売台数No.1を維持し続けている、まさに王道とも言えるモデルです。人気の理由は、軽自動車とは思えないほどの広い室内空間、質感の高さ、そして充実した装備にあります。
高速走行でのメリット:
- 全車標準装備の「Honda SENSING」: 全車速追従機能付きACCや車線維持支援システム（LKAS）などが含まれ、高速道路での運転を強力にサポートします。
- ターボモデルの余裕ある走り: ターボエンジン搭載モデルは、64馬力の最高出力を発揮し、高速道路での加速や登坂もスムーズにこなします。
- 安定感のある走行性能: しっかりとしたボディと足回りにより、高速走行時の安定感も高く評価されています。
室内空間の広さと快適性もトップクラスで、長距離ドライブでも疲れにくいでしょう。欠点らしい欠点が見当たらない、バランスの取れた優等生です。
【運転支援が魅力】日産 ルークス / 三菱 eKスペース（ターボ・プロパイロット/マイパイロット搭載モデル）
日産 ルークスと、兄弟車である三菱 eKスペースの最大の魅力は、一部グレードに搭載されている高速道路 同一車線運転支援技術「プロパイロット」（日産）/「マイパイロット」（三菱）です。これは、ACCとLKAを組み合わせ、先行車との車間距離維持や車線中央維持をより高度に制御するシステムで、高速道路での運転負担を大幅に軽減してくれます。
高速走行でのメリット:
- プロパイロット/マイパイロットによる高度な運転支援: 高速道路での巡航や渋滞時の疲労を大きく軽減します。
- ターボモデルの力強さ: ターボモデルはスムーズな加速を提供し、高速走行も快適です。
- 充実の安全装備: 衝突被害軽減ブレーキはもちろん、SOSコール（緊急通報システム）なども設定されています。
N-BOXに匹敵する広い室内空間と使い勝手の良さも備えており、特に運転支援機能を重視する方におすすめです。
【バランスの良さ】スズキ スペーシア（カスタム/ギア ターボモデル）
スズキ スペーシアは、広い室内と使い勝手の良さ、そして比較的リーズナブルな価格設定で人気のスーパーハイトワゴンです。標準モデルに加え、精悍なデザインの「カスタム」、SUVテイストの「ギア」という個性的なバリエーションも魅力です。
高速走行でのメリット:
- ターボモデルとマイルドハイブリッド: ターボモデルは力強い走りを実現。一部グレードにはマイルドハイブリッドシステムが搭載され、燃費性能と静粛性の向上に貢献しています。
- 充実の「スズキ セーフティ サポート」: ACC（全車速追従機能・停止保持機能付き）や車線維持支援機能などが搭載されており（グレードによる）、安全運転をサポートします。
- 比較的軽量な車体: ライバル車と比較してやや軽量なため、軽快な走りも期待できます。
実用性と経済性、安全性のバランスが良く、幅広いユーザーにおすすめできる一台です。
【SUVテイスト】スズキ ハスラー（ターボモデル）
「遊べる軽」として人気のスズキ ハスラーは、SUVらしいアクティブなデザインと、悪路走破性も意識したつくりが特徴です。カラフルなボディカラーも魅力で、個性を重視する方にもおすすめです。
高速走行でのメリット:
- ターボエンジン＋マイルドハイブリッド: 全車マイルドハイブリッド搭載で、ターボモデルは高速道路でも十分なパワーを発揮しつつ、燃費にも配慮されています。
- ACC搭載: 全車速追従機能・停止保持機能付きACCが搭載されており、長距離運転の負担を軽減します。
- 比較的しっかりした足回り: SUVテイストながら、高速道路での安定感も考慮されています。
スーパーハイトワゴンほどの広さはありませんが、日常使いからアウトドアまで幅広くこなせる、高速走行も得意な軽自動車です。
【使い勝手と走り】ダイハツ タント（カスタム ターボモデル）
ダイハツ タントは、助手席側の柱（センターピラー）がない「ミラクルオープンドア」による圧倒的な乗降性の良さが最大の特徴です。広い室内空間と合わせて、小さなお子様がいるファミリー層などから高い支持を得ています。
高速走行でのメリット:
- ターボモデルの走行性能: カスタムグレードに設定されるターボモデルは、力強い走りで高速道路も快適に走行できます。
- 次世代スマートアシスト: 全車速追従機能付きACCやレーンキープコントロール（LKC）などが搭載され（グレードによる）、安全運転をサポートします。
- DNGAプラットフォームによる安定感: 新世代のプラットフォームを採用し、走行安定性や乗り心地が向上しています。
日常の使い勝手を最優先しつつ、高速道路での快適性や安全性も確保したい方におすすめのモデルです。
軽自動車で高速道路を安全・快適に走るためのコツ
最後に、軽自動車で高速道路を走る際に、より安全・快適に運転するためのコツをいくつかご紹介します。
- 十分な車間距離を保つ: これは軽自動車に限らず基本ですが、特に軽自動車は普通車に比べて急ブレーキ時の制動距離が長くなる可能性も考慮し、意識して車間距離を多めに取りましょう。
- 速度を出しすぎず、流れに乗る: 無理に速度を出すと燃費が悪化し、車体も不安定になりがちです。周囲の車の流れに合わせて、余裕を持った速度で走行しましょう。
- 横風に注意し、ハンドルをしっかり持つ: 橋の上やトンネルの出口など、横風が強い場所では特に注意が必要です。両手でしっかりとハンドルを握り、急な操作は避けましょう。
- 追い越しは無理せず、走行車線中心で: パワーに余裕のない軽自動車での追い越しは、時間がかかり危険を伴うこともあります。基本的には走行車線（左側の車線）を走り、追い越しは必要な場面に限り、十分な加速ができる状況で行いましょう。
- ACC（アダプティブクルーズコントロール）を賢く活用: ACC搭載車であれば、積極的に活用しましょう。運転の疲労を大幅に軽減できます。ただし、システムを過信せず、常に周囲の状況に注意を払いましょう。
- こまめな休憩を心がける: 普通車以上に疲れを感じやすい場合もあるため、1時間半～2時間に1回程度を目安に、サービスエリアなどで休憩を取りましょう。
- 事前のメンテナンスを怠らない: 特にタイヤの空気圧チェックは重要です。空気圧が適正でないと、燃費の悪化や走行安定性の低下、最悪の場合はバースト（破裂）につながる危険もあります。出発前に必ず確認しましょう。
まとめ：軽自動車 高速 おすすめは「選び方」と「走り方」が鍵！
いかがでしたか？ 軽自動車でも、高速道路を快適かつ安全に走ることは十分に可能です。重要なのは、ご自身の使い方に合った「選び方」と、軽自動車の特性を理解した「走り方」をすることです。
高速道路の利用が多い方は、
- パワーに余裕のある「ターボエンジン」
- 運転負担を軽減する「ACC（アダプティブクルーズコントロール）」
- 万が一に備える「充実した安全装備」
などを重視して車種を選ぶのがおすすめです。
今回ご紹介した車種以外にも、魅力的な軽自動車はたくさんあります。ぜひディーラーに足を運んで、実際に試乗してみてください。カタログだけではわからない乗り心地や静粛性、パワー感を体感することが、最適な一台を見つけるための近道です。
この記事が、あなたの「軽自動車 高速 おすすめ」選びの参考になれば幸いです。安全運転で、快適なカーライフをお楽しみください！