iPadでクリスタを使うならコレ!おすすめモデル・必要アイテム・料金プラン徹底解説【2025年最新】
2025/05/12
anatato.jp へ本日もお越しいただきありがとうございます!
「iPadで本格的なイラストやマンガを描きたい!」
「PCで人気のCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)をiPadでも使ってみたい!」
そう考えているあなたへ。
この記事では、2025年4月現在の最新情報をもとに、iPadでクリスタを快適に使うためのおすすめモデル選びから、必要なアイテム、料金プランまで、気になる情報を網羅的に解説します。
iPadとクリスタの組み合わせは、場所を選ばずに高機能な制作環境を手に入れられるため、初心者からプロまで多くのクリエイターに支持されています。
しかし、iPadには様々なモデルがあり、クリスタのプランも複数存在するため、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いでしょう。
この記事を読めば、あなたにぴったりのiPadとクリスタの組み合わせが見つかり、スムーズにデジタル創作をスタートできます。
さあ、一緒にiPadとクリスタで、あなたの創造性を解き放ちましょう!
なぜiPadでクリスタがおすすめなのか?メリットを解説
多くのクリエイターがiPadとクリスタの組み合わせを選ぶのには、明確な理由があります。その主なメリットを見ていきましょう。
- 場所を選ばずに描ける手軽さ・持ち運びやすさ: iPad最大の魅力はその携帯性。カフェや公園、移動中の電車の中など、好きな場所で本格的なお絵描きが可能です。思いついたアイデアをすぐに形にできます。
- Apple Pencilによる直感的な描き心地: Apple Pencilは、筆圧や傾きを繊細に感知し、まるで紙に描いているかのような自然な描き味を実現します。遅延も少なく、ストレスなく線画や塗りに集中できます。
- PC版に劣らない豊富な機能: iPad版クリスタは、PC版の機能をほぼそのまま継承しています。レイヤー機能、豊富なブラシツール、ベクターレイヤー、3D素材の活用、アニメーション制作機能(EX)など、プロの現場でも通用するパワフルな機能を利用できます。
- クラウド連携でデータ管理が楽: クリスタのクラウドサービスを使えば、作成した作品データや設定、自作ブラシなどをクラウド上に保存できます。これにより、複数のデバイス(PC、iPad、iPhoneなど)間でデータを同期したり、万が一の時のバックアップとしても機能します。
iPadでクリスタを使う際の注意点(デメリット)
魅力的なiPadとクリスタの組み合わせですが、いくつか注意しておきたい点もあります。
- PC版との操作感の違い: 特にPCでの作業に慣れている方は、ショートカットキー操作の違いに戸惑うかもしれません。iPadでは物理キーボードがないため、タッチ操作や、後述する「左手デバイス」の活用が基本となります。
- 月額/年額のサブスクリプション費用がかかる: PC版クリスタには一括買い切り版がありますが、iPad版クリスタはサブスクリプション(月額または年額)プランのみです。継続的に費用が発生する点は理解しておく必要があります。
- iPad本体やApple Pencilなどの初期投資が必要: すでにiPadやApple Pencilを持っている場合は別ですが、これから揃える場合は初期費用がかかります。iPadのモデルによっては高額になることもあります。
- 画面サイズによる制約: iPadのモデルによっては、PCモニターに比べて画面が小さい場合があります。特にiPad miniなどの小型モデルでは、細部の描き込みや全体像の確認に工夫が必要になることがあります。
【モデル別】クリスタにおすすめのiPadはこれだ!(2025年4月版)
さて、ここからは具体的にどのiPadモデルがクリスタにおすすめなのか、選び方のポイントと合わせて解説します。2025年4月時点での最新モデルを中心に紹介します。
選び方のポイント解説
iPadを選ぶ際に、クリスタでの快適性を左右する重要なスペックは以下の通りです。
- 画面サイズ: 描きやすさに直結します。クリスタ公式では10.5インチ以上が推奨されています。大きいほどキャンバスを広く使えますが、携帯性は損なわれます。11インチ~13インチがバランスが良いと人気です。
- メモリ(RAM): アプリの動作安定性に関わります。クリスタ公式では最低3GB必須、4GB以上推奨、特に高解像度のイラストやレイヤーを多用するマンガ制作では6GB以上が推奨されています。多くのレイヤーを使ったり、複雑な処理を行う場合は、メモリ容量が大きいモデルほど快適です。
- ストレージ容量: 作成したイラストやマンガのデータ、ダウンロードした素材などを保存する容量です。アプリ本体も容量を必要とします(クリスタは約6GB以上推奨)。最低でも128GB、安心して使いたいなら256GB以上を選ぶのがおすすめです。クラウドストレージの活用も有効ですが、本体容量は余裕を持っておくと安心です。
- 対応Apple Pencil: iPadモデルによって対応するApple Pencilの世代が異なります。
- Apple Pencil Pro: 最新モデル。筆圧・傾き感知に加え、バレルロール(軸回転)やスクイーズ(握る)ジェスチャー、触覚フィードバックに対応。対応機種: iPad Pro (M4)、iPad Air (M2/M3)。
- Apple Pencil (第2世代): 筆圧・傾き感知、ダブルタップでのツール切り替え、側面マグネットでのペアリング・充電に対応。対応機種: iPad Pro (第3世代以降、M4除く)、iPad Air (第4/5世代)、iPad mini (第6世代)。
- Apple Pencil (USB-C): 筆圧感知には非対応。傾き感知には対応。USB-Cポートでのペアリング・充電。比較的安価。対応機種: iPad (第10/11世代)、iPad Pro (M4含む全モデル)、iPad Air (M2/M3含む全モデル)、iPad mini (第6/7世代)。
- Apple Pencil (第1世代): 筆圧・傾き感知に対応。Lightningポートでのペアリング・充電(iPad第10世代はアダプタ要)。対応機種: iPad (第6~10世代)、iPad mini (第5世代)、iPad Air (第3世代)、旧iPad Proモデル。
クリスタで本格的に描くなら、筆圧感知に対応したApple Pencil (Pro / 第2世代 / 第1世代) が必須です。
- 予算: 当然ながら重要な要素です。iPadはモデルやスペックによって価格が大きく異なります。自分の使い方と予算のバランスを考えて選びましょう。Apple認定整備済製品なども選択肢になります。
おすすめモデル紹介
これらのポイントを踏まえ、目的別におすすめのiPadモデルを紹介します。
最高峰モデル (予算重視しない方向け): iPad Pro (M4チップ搭載 13インチ/11インチ)
- 特徴: Apple M4チップによる圧倒的な処理性能、美しいUltra Retina XDRディスプレイ(有機EL)、ProMotionテクノロジー(最大120Hzのリフレッシュレート)、Apple Pencil Pro対応。メモリも豊富(8GBまたは16GB)。
- おすすめな人: プロのイラストレーターや漫画家、3Dやアニメーション制作も視野に入れるクリエイター、最高の描画環境を求める方。予算に糸目をつけないなら間違いなくこれです。特に13インチは広大な作業スペースを提供します。
- 懸念点: 価格が非常に高い。
(2025年4月現在、価格は約16万円~)
バランス重視モデル: iPad Air (M3/M2チップ搭載 13インチ/11インチ)
- 特徴: 高性能なM3/M2チップを搭載し、多くのクリエイティブ作業を快適にこなせます。Proモデルに近い性能を持ちながら、比較的軽量で価格も抑えられています。Liquid Retinaディスプレイも高画質。Apple Pencil Proに対応(M2以降)。メモリは8GB。
- おすすめな人: 趣味で本格的に描きたい方、セミプロレベルの制作を行う方、性能と価格、携帯性のバランスを重視する方。13インチモデルも選択可能になり、大画面の選択肢が増えました。
- 懸念点: ProMotion非対応(リフレッシュレート60Hz)。
(2025年4月現在、価格は約9万円~)
コスパ重視モデル: iPad (第10世代/第11世代 A16 Bionic搭載)
- 特徴: 最も手頃な価格帯ながら、A16 Bionicチップ(第11世代)/A14 Bionicチップ(第10世代)を搭載し、基本的なイラスト制作には十分な性能を持っています。ホームボタンがなくなり、ベゼルも狭くなりました(第10世代以降)。Apple Pencil (第1世代) または Apple Pencil (USB-C)に対応。
- おすすめな人: これからデジタルイラストを始めたい初心者の方、予算を最優先したい方、まずはお試しでiPadとクリスタを使ってみたい方。
- 懸念点: フルラミネーションディスプレイ非対応(ペン先と描画位置に僅かな視差あり)、対応Apple Pencilが旧世代または筆圧非対応のUSB-Cモデル。メモリ容量がPro/Airに比べて少ない(4GB)。
(2025年4月現在、価格は約5万円~)
携帯性重視モデル: iPad mini (A17 Pro搭載 第7世代 / 第6世代 A15 Bionic搭載)
- 特徴: 8.3インチのコンパクトなサイズで、圧倒的な携帯性を誇ります。小さいながらも高性能なチップ(A17 Pro/A15 Bionic)を搭載。フルラミネーションディスプレイ採用で視差が少ない。Apple Pencil Pro(第7世代)/ 第2世代(第6世代)に対応。
- おすすめな人: 外出先でラフスケッチやアイデア出しを頻繁に行う方、サブ機として持ち運びやすさを重視する方、手が小さめの方。
- 懸念点: 画面サイズが小さいため、本格的な描き込みや多くのパレット表示には不向きな場合がある。
(2025年4月現在、価格は約7万円~)
スペック比較表 (簡易版・2025年4月時点)
モデル | チップ | 画面サイズ | メモリ(RAM) | ストレージ | 対応Pencil | ディスプレイ | 価格帯(目安) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
iPad Pro (M4) | M4 | 11"/13" | 8GB/16GB | 256GB~2TB | Pro / USB-C | Ultra Retina XDR (有機EL), ProMotion | 約16万円~ |
iPad Air (M3) | M3 | 11"/13" | 8GB | 128GB~1TB | Pro / USB-C | Liquid Retina | 約9万円~ |
iPad Air (M2) | M2 | 11"/13" | 8GB | 128GB~1TB | Pro / USB-C | Liquid Retina | (M3登場により価格変動/整備品中心) |
iPad (第11世代) | A16 Bionic | 11" | 4GB | 64GB/256GB | USB-C / 第1世代 | Liquid Retina (フルラミ非対応) | 約5万円~ |
iPad (第10世代) | A14 Bionic | 10.9" | 4GB | 64GB/256GB | USB-C / 第1世代(要アダプタ) | Liquid Retina (フルラミ非対応) | (第11世代登場により価格変動/在庫限り) |
iPad mini (第7世代) | A17 Pro | 8.3" | 不明(6GB以上?) | 128GB~ | Pro / USB-C | Liquid Retina (フルラミ対応) | 約7万円~ |
iPad mini (第6世代) | A15 Bionic | 8.3" | 4GB | 64GB/256GB | 第2世代 / USB-C | Liquid Retina (フルラミ対応) | (第7世代登場により価格変動/在庫限り) |
※メモリ容量はApple非公式情報を含む場合があります。価格は構成により変動します。
iPadでクリスタを始めるために必要なものリスト
iPadでクリスタを使ってお絵描きを始めるために、最低限必要なものと、あると格段に作業が快適になるアイテムを紹介します。
必須アイテム
- iPad本体: 上記を参考に、ご自身の用途と予算に合ったモデルを選びましょう。
- CLIP STUDIO PAINT アプリ: CLIP STUDIO PAINT公式サイトまたはApp Storeからダウンロードできます。アプリのダウンロード自体は無料ですが、保存や書き出しには後述するプラン契約が必要です。
- Apple Pencil: 必須です。選んだiPadモデルに対応するApple Pencilを確認して購入しましょう。筆圧感知対応のものがおすすめです。
あると快適になるアイテム
- ペーパーライクフィルム: iPadの画面に貼ることで、ペン先の滑りを抑え、紙に描いているような適度な摩擦感を得られます。描き心地が向上し、線のコントロールがしやすくなります。様々なメーカーから販売されており、着脱式(マグネット式)のものも人気です。
- 左手デバイス: ショートカットキーを割り当てて、ツールの切り替え、取り消し/やり直し、拡大縮小などを片手で素早く行えるようにするデバイスです。作業効率が劇的に向上します。CLIP STUDIO TABMATE 2のようにiPadOSに対応したものや、ゲームコントローラー、テンキーなどを活用する方法があります。
- iPadスタンド: iPadを立てかけて角度を調整できるスタンド。長時間作業する際に、楽な姿勢を保ち、首や肩への負担を軽減します。
- Apple Pencil用グリップ: Apple Pencilに装着するシリコン製のグリップ。滑り止め効果で握りやすくなり、長時間の使用でも疲れにくくなります。
- お絵描き用手袋(2本指グローブ): 画面に手が触れることによる誤反応を防いだり、手の側面が画面で汚れるのを防ぎます。特に夏場の手汗対策にも有効です。
iPad版クリスタの料金プラン解説 (PRO vs EX)
前述の通り、iPad版クリスタはサブスクリプション(月額または年額)での提供となります。買い切り版はありません。プランは大きく分けて「PRO」と「EX」の2種類があります。
- CLIP STUDIO PAINT PRO:
- 主な機能: イラスト制作に必要な基本機能(ペン、ブラシ、塗り、レイヤー、フィルターなど)、簡単なマンガ制作機能(コマ割り、フキダシ)、うごくイラスト(GIFアニメ)制作機能。
- おすすめな人: イラスト制作がメインの方、Webマンガや同人誌などの短いページ数のマンガを描く方、デジタルイラスト初心者の方。
- 料金 (1デバイスプラン): 月額 480円 / 年額 3,000円 (年額だと約5ヶ月分お得)
- CLIP STUDIO PAINT EX:
- 主な機能: PROの全機能に加え、複数ページのマンガ作品管理機能、複数人での共同作業機能、LT変換(写真や3Dモデルの線画抽出)、高度なアニメーション制作機能(セル数制限なし)。
- おすすめな人: 商業誌向けのマンガや長編マンガを制作する方、本格的なアニメーションを制作したい方、同人誌の入稿データ作成を効率化したい方。
- 料金 (1デバイスプラン): 月額 980円 / 年額 8,300円 (年額だと約3ヶ月分お得)
どちらを選ぶべきか?
基本的には、イラスト制作がメインならPROで十分です。マンガ制作でも、ページ数が少ないものやWeb掲載が主ならPROでも対応できます。複数ページ管理や商業レベルの機能が必要になった時点でEXへのアップグレードを検討すると良いでしょう。アニメーション制作も、簡単なものならPRO、本格的ならEXが適しています。
デバイス数プランについて
上記の料金は「1デバイスプラン」のものです。iPadとPCなど、複数のデバイスでクリスタを使いたい場合は、「2デバイスプラン」や「プレミアムプラン(最大4デバイス)」を選ぶ必要があります。料金はデバイス数に応じて変わります。
無料お試し期間
初めてiPad版クリスタを利用する場合、初回申し込み時に最大3ヶ月または6ヶ月の無料期間が提供されることがあります(期間はキャンペーン等により変動する可能性があります)。まずは無料で全機能を試してみて、自分に必要なグレード(PRO/EX)や使い心地を確認するのがおすすめです。
最新の料金プランや無料期間の詳細は、CLIP STUDIO PAINT 公式サイトのラインナップページをご確認ください。
【Tips】iPad × クリスタをさらに快適に使う小技
最後に、iPadとクリスタの組み合わせをより便利に、効率的に使うための小技をいくつかご紹介します。
- クイックアクセスとコマンドバーのカスタマイズ: よく使うツール、アクション、メニュー項目などを「クイックアクセスパレット」や画面上部の「コマンドバー」に登録しておくと、ワンタップで呼び出せて非常に便利です。自分の作業スタイルに合わせて最適化しましょう。
- コンパニオンモードの活用: スマートフォン(iPhone/Android)にクリスタアプリを入れ、iPadと連携させる「コンパニオンモード」を使えば、スマホを左手デバイスのように活用できます。クイックアクセスを表示させたり、カラーホイールを表示させたり、様々な操作が可能です。別途左手デバイスを用意しなくても、ある程度の効率化が図れます。
- クラウドストレージとの連携: iPadのストレージ容量を節約したり、PCとのデータ共有をスムーズにするために、iCloud Drive, Dropbox, Google Driveなどの外部クラウドストレージを活用しましょう。クリスタの作品ファイル(.clip)を保存しておけば、他のデバイスからもアクセスできます。
- Apple Pencilのダブルタップ設定: Apple Pencil (第2世代/Pro) には、ペン軸をダブルタップすることで機能を切り替える機能があります。クリスタの環境設定で、「消しゴムに切り替え」「ツールを切り替え」「描画色と透明色を切り替え」など、好みの動作を割り当てることができます。
まとめ
この記事では、2025年最新情報に基づき、iPadでCLIP STUDIO PAINT(クリスタ)を快適に使うためのおすすめモデル選び、必要なアイテム、料金プラン、そして便利なTipsまで幅広く解説しました。
iPadとクリスタの組み合わせは、場所を選ばない自由度の高さと、プロも納得する高機能を両立できる、非常に強力なクリエイティブ環境です。モデル選びでは、画面サイズ、メモリ、ストレージ、対応ペンシル、そして予算を考慮し、ご自身の制作スタイルに最適な一台を見つけることが重要です。
周辺アイテムを揃え、クリスタのPRO/EXプランを理解し、便利な機能を活用することで、あなたの創作活動はさらに快適で楽しいものになるはずです。
まだiPad版クリスタを使ったことがない方は、ぜひ無料体験期間を利用して、そのパワフルな機能と描き心地を実際に試してみてください。きっと、デジタルイラスト・マンガ制作の新たな可能性が広がるはずです。
さあ、あなたもiPadとクリスタで、創造性あふれるデジタル創作ライフを始めましょう!