ダスクブラッドのPvPvEとは?美徳・選別・最終戦の仕組みを解説

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『The Duskbloods(ダスクブラッド)』のPvPvEは、単に「他プレイヤーと敵CPUの両方がいる対戦ゲーム」という意味ではありません。ネットワークテスト版では、最大8人のプレイヤーがPvP・PvE・探索などを通じて「美徳」と呼ばれる勝利点を集め、聖杯の選別を突破し、最終フェーズを目指す仕組みになっています。
重要なのは、敵プレイヤーを何人倒したかだけで勝敗が決まるわけではないことです。強敵を倒す、探索する、儀式場で他プレイヤーと戦う、誓約を成立させるといった複数の行動が美徳につながります。この記事では、公式ゲームプレイガイドと宮崎英高(みやざき・ひでたか)氏の説明をもとに、ダスクブラッドのPvPvEが「実際に何をするゲームなのか」を整理します。
- ダスクブラッドで「PvPvE」が何を意味するのか
- 最大8人から最終フェーズへ進むまでの流れ
- 勝敗のカギになる「美徳」の集め方
- PvP・PvE・探索がそれぞれ何のためにあるのか
- 他プレイヤーと一時的に協力できる同盟の仕組み
- ネットワークテスト版と製品版を分けて考えるべき点
この記事で扱う「4フェーズ」「8人から3人への選別」などの細かなルールは、主にネットワークテスト版の公式ゲームプレイガイドで確認できる内容です。公式はテストデータを開発途中のものと案内しているため、製品版でも細部まで同じとは限りません。
🎮 ダスクブラッドのPvPvEとは?まず仕組みを整理
PvPとPvEの両方が同じ「黄昏の戦い」に入っている
フロム・ソフトウェアは『ダスクブラッド』を、最大8人のプレイヤーによるPvPvEベースのマルチプレイアクションとして発表しています。PvPは他プレイヤーとの戦い、PvEはゲーム内の敵との戦いを指し、本作では両方が同じ「黄昏の戦い」の中に存在します。
ただし、宮崎氏は2026年8月のインタビューで、最初に「PvPvE」と表現したことで、脱出シューターのような特定フォーマットを想像される可能性があったという趣旨を語っています。「PvPvE」という言葉だけから、既存ジャンルのルールをそのまま当てはめない方が本作を理解しやすいでしょう。
作品の基本情報は『The Duskbloods』公式サイトで確認できます。
勝敗の中心は「キル数」ではなく美徳
ダスクブラッドを理解するうえで最も重要なのが「美徳」です。ネットワークテスト版では、第2フェーズと第3フェーズで美徳の高い血族が選別を生き残り、その先へ進みます。
宮崎氏は美徳を「勝利点」にあたるものとして説明し、最終戦を除けば勝敗は美徳の多寡で決まり、PvPやPvEは美徳を得るための手段だという趣旨を明らかにしています。つまり、対人戦に勝つことも強敵を倒すことも、最終目的そのものではなく「美徳を稼ぐ方法」の一つです。
| 要素 | 主な役割 |
|---|---|
| PvP | 他の血族との戦闘。条件を満たせば美徳を獲得 |
| PvE | 敵や強敵との戦闘。成長や美徳獲得につながる |
| 探索 | アイテム収集や探索系の美徳・称賛につながる |
| 美徳 | 第2・第3フェーズの選別で重要になる勝利点 |
| 最終戦 | 選別を突破したプレイヤーが最終的な勝者を争う |
PvPかPvEかという二択ではなく、「PvP・PvE・探索を使って美徳を集めるゲーム」と捉えると全体像が分かりやすくなります。
🏆 1試合は8人から始まり、4フェーズで選別される
ネットワークテスト版は4フェーズ制
公式ゲームプレイガイドによると、ネットワークテスト版の「黄昏の戦い」は4つのフェーズで構成され、最初は8人の血族が参加します。フェーズが進むにつれて聖杯による選別が行われ、第3フェーズ終了時には最も美徳の高い3人が最終フェーズへ招かれます。
最初から8人全員が最後まで同じ条件で戦い続けるわけではありません。途中では「敵を倒したか」よりも、最終的にどれだけ美徳を確保したかが通過条件として重くなります。
| 段階 | 主な目的 | 見るべきポイント |
|---|---|---|
| 第1フェーズ | 血族を強化しながら美徳を集める | 敵撃破、探索、アイテム収集 |
| 第2フェーズ | 聖杯の選別を突破する | 美徳の順位 |
| 第3フェーズ | 最終フェーズの3人に残る | さらに美徳を積み上げる |
| 最終フェーズ | 最後の勝者を決める | 強化、美徳、アイテム、戦闘力 |
生きていても美徳が足りなければ脱落する
ここがバトルロイヤルと大きく違う点です。途中のフェーズでは、倒されずに生き残っているだけでは次へ進めません。第2・第3フェーズでは美徳の低い血族が聖杯によって選別され、黄昏の戦いから脱落します。
逆にいえば、無理なPvPへ飛び込まず、別の方法で美徳を確保する立ち回りにも意味があります。「生存」と「美徳の確保」を同時に考える必要があるわけです。
通常フェーズでは一度倒されたら即終了ではない
一般的なバトルロイヤルには、一度倒されるとその試合から退場する形式があります。一方、ネットワークテスト版のダスクブラッドは、通常フェーズで死亡しただけで即座に試合全体から脱落する構造ではありません。
脱落を決める中心は聖杯の選別であり、途中での死亡と「その試合の終了」は同じ意味ではありません。この点も、「8人で最後の1人になるまで一度きりの命で戦うゲーム」と考えるとズレる理由です。
✨ 美徳はどう集める?PvP以外にも複数の方法がある
強敵や侵略者を倒す「討伐の美徳」
黄昏の地には通常の敵だけでなく、「強敵」や、さらに危険な「侵略者」が出現します。これらを倒すことで「討伐の美徳」を獲得できます。
PvEは単なるレベル上げではありません。強敵撃破そのものが選別を突破するための勝利点につながるため、対人戦をしていない時間も勝敗に直結します。
探索でも美徳を増やせる
戦闘以外の獲得手段も用意されています。公式ゲームプレイガイドでは、椅子に座った遺体の頭蓋へ火を灯す「灯の美徳」や、儀式場の血族誓柱へ誓う「誓約の美徳」などが紹介されています。
- 討伐の美徳:強敵や侵略者を倒して得る
- 灯の美徳:フィールド上の対象へ火を灯して得る
- 剣の美徳:儀式場で他の血族を倒して得る
- 誓約の美徳:儀式場の血族誓柱へ誓って得る
- 称賛による美徳:敵撃破やアイテム収集の成果から得る
「他プレイヤーを倒さなければ美徳を増やせない」という仕組みではありません。その時の順位や周囲の状況を見ながら、強敵へ向かうか、探索するか、儀式場へ行くかを選べます。
「称賛」は戦闘型と探索型の両方を評価する
公式ガイドには「称賛」の仕組みもあります。敵を倒すたびに高まる「血の牙の称賛」と、探索でアイテムを入手すると高まる「蒐集家の称賛」があり、各フェーズ終了時にそれぞれ上位のプレイヤーが美徳を得ます。
アクションの強さだけでなく、マップをどう回り、何を優先して集めたかも結果へつながる設計です。美徳という共通の勝利点に、複数の遊び方が集約されています。
⚔️ PvPは重要だが「見つけた相手を全部倒す」が正解ではない
他プレイヤーを倒す場所にも意味がある
PvPで他の血族を倒すことは重要ですが、どこで戦っても同じ価値になるわけではありません。たとえば「剣の美徳」は儀式場で他の血族を倒した場合に得られ、儀式場の外で倒しても剣の美徳は得られません。
そのため、目の前に他プレイヤーが現れたからといって、毎回戦うのが得とは限りません。時間やHPを使って戦うより、別の美徳を取りに行く方が選別で有利になる状況も考えられます。
儀式場では「戦う」か「誓う」かを選べる
第2・第3フェーズで出現する儀式場では、他の血族を倒して「剣の美徳」を狙う方法と、血族誓柱へ誓って「誓約の美徳」を狙う方法があります。
さらに赤石を持っていると剣の美徳、黄金石を持っていると誓約の美徳をより多く得られます。正面からPvPへ向かうか、戦闘をかいくぐって誓約を成立させるかという駆け引きが生まれます。
ダスクブラッドでは複数の美徳獲得ルートがあるため、遭遇時にも「戦う」「避ける」「同盟する」「別の美徳を狙う」という選択肢があります。
👾 PvEは強化と美徳の両方につながる
敵を倒すとレベルが上がり、血族が強くなる
公式オンラインマニュアルでは、敵や他プレイヤーを倒して経験値を得るとレベルアップし、HPや攻撃力が上がることが確認できます。フィールドではアイテムや「血の力」も獲得でき、試合中に血族を強化していきます。
PvEには、美徳を得るだけでなく最終戦までの戦闘力を整える役割があります。美徳だけを追えばよいわけではなく、その先の戦いを見据えた成長も必要です。
強敵との戦いにはリスクと見返りがある
「強敵」や「侵略者」を倒せば討伐の美徳を得られ、さらに血族を強化する要素も獲得できます。その一方で、手強い敵との戦闘には時間がかかり、別のプレイヤーがその間に探索や儀式場で美徳を増やすこともあります。
どのPvE対象を狙うかも、単なる経験値稼ぎではなく勝敗に関わる判断になります。美徳と強化を同時に得るのか、短時間で別の目的を達成するのかという選択です。
ただし「PvEだけで完結するゲーム」とも言い切れない
PvP以外にも勝利へ近づく方法が多いからといって、ダスクブラッドをPvE中心の協力ゲームと説明するのも正確ではありません。
宮崎氏は、純粋な対人アクション以外にも勝ち筋を用意しつつ、PvPの比重を調整しているという趣旨を説明しています。「PvPだけではない」が、「PvPを考えなくてよい」でもないという位置づけです。
🤝 他プレイヤーとは一時的に同盟も組める
ライバルと途中まで協力できる
ダスクブラッドでは、他の血族へ同盟を申請し、相手が受諾すると一時的な味方になれます。同盟中は互いの攻撃が当たらなくなり、儀式場で得る「剣の美徳」「誓約の美徳」も同盟者へ分配されます。
つまり、同じマッチにいる他の7人が最初から最後まで全員敵とは限りません。状況によってはライバルと協力して選別突破を目指し、その後に関係が変わることもあります。
Standardでは最終フェーズに入ると同盟が解消される
ネットワークテスト版のStandardルールでは、最終フェーズへ入ると同盟が解消されます。途中まで協力してきた相手と一緒に最後の3人へ残れば、最終的には再びライバルになります。
協力と競争が1試合の中で切り替わる点も、ダスクブラッドのPvPvEを特徴づける要素です。誰と戦い、誰と手を組むかも立ち回りに含まれます。
同盟なし・ペア戦のルールも用意されている
ネットワークテスト版では、Standard以外に「No Alliances」と「Bloodbound Alliances」も選択できます。ゲームの基本構造は同じでも、他プレイヤーとの関係性が変わります。
| ルール | 同盟の扱い | 特徴 |
|---|---|---|
| Standard | 途中で同盟可能 | 最終フェーズでは同盟が解消 |
| No Alliances | 同盟不可 | 常に単独で戦う |
| Bloodbound Alliances | 2人1組 | 最終フェーズでも血盟を維持し、勝敗を共有 |
公式ガイドでは、製品版でフレンドを招待し、あらかじめ血盟状態でマッチメイキングへ入る機能を実装予定とも案内しています。ここは「実装予定」であり、ネットワークテスト版の実装済み機能とは分けて読む必要があります。
🌙 最後は必ず3人のPvPになる?
ネットワークテスト版では美徳上位3人が最終戦へ進む
ネットワークテスト版では、第3フェーズ終了時に最も美徳の高い3人が最終フェーズへ招かれます。公式ガイドでは、そこで「血授」をめぐる最後の戦いが行われます。
最終フェーズでは各血族に2つの命が与えられ、さらに、それまでに得た美徳に応じて追加HPも付与されます。途中で美徳を稼いだ意味が、最終戦まで残る仕組みです。
製品版にはボスとのPvE最終戦も予定されている
ここはテスト版と製品版を分けて理解する必要があります。宮崎氏は2026年8月の合同インタビューで、ネットワークテスト版では体験できないものの、最終戦がPvPではなくボス敵とのPvEになるパターンも用意していると説明しています。
さらに、キャラクタービルドによってそうした最終戦を希望する方向へ寄せられる仕組みも語られています。したがって「ダスクブラッドは最後に必ず3人で対人戦をするゲーム」と、製品版全体について断定するのは適切ではありません。
「最終3人のPvP」はネットワークテスト版で確認できるルールです。一方、製品版にはPvE型の最終戦も予定されています。今後の公式発表では、どの条件で最終戦が変化するのかが重要な確認点になります。
🔍 バトルロイヤルや脱出シューターと同じではない
「最後まで生き残ればいい」だけではない
最大8人で競い、最終的に勝者を決めるため、見た目だけならバトルロイヤルに近く感じる部分があります。ただし途中では美徳の多寡によって選別されるため、生存だけでは次のフェーズへ進めません。
さらに美徳の獲得手段も、PvPキルだけではなく、強敵撃破、探索、誓約、称賛など複数あります。「他の7人を倒せば勝ち」と説明すると、ゲームの中心を取りこぼします。
典型的な脱出シューターの説明も当てはまらない
「PvPvE」という言葉は、敵NPCと他プレイヤーが存在する脱出シューターでも使われます。しかし公開済みのダスクブラッドでは、物資を集めて脱出地点へ持ち帰ることが主な勝利条件として説明されているわけではありません。
確認できる中心構造は、美徳を集め、聖杯の選別を突破し、最終戦へ進むことです。宮崎氏自身も「PvPvE」という最初の表現から特定フォーマットを想像される可能性へ言及しています。
誤解しやすいポイントを表で整理
| ありがちなイメージ | 公式情報から確認できること |
|---|---|
| 8人で最後まで倒し合う | 途中は美徳による選別が中心 |
| 対人キル数が多ければ勝ち | PvP以外にも複数の美徳獲得手段がある |
| 死んだら即試合終了 | 通常フェーズでの死亡と最終脱落は同義ではない |
| 他プレイヤーは全員ずっと敵 | 一時的な同盟を組める |
| 最後は必ずPvP | 製品版にはPvE型最終戦も予定 |
| 典型的な脱出シューター | 中心は美徳・選別・最終戦という独自構造 |
🧪 ネットワークテスト版で分かること・まだ分からないこと
製品情報として確認できる範囲
2026年8月24日時点の公式情報では、正式名称は『The Duskbloods(ダスクブラッド)』、ジャンルは「マルチプレイアクション」、開発はフロム・ソフトウェア、対応プラットフォームはNintendo Switch 2、発売時期は2026年予定です。
また、公式は最大8人のプレイヤーによるPvPvEベースのゲームであることを案内しています。一方、具体的な発売月日や価格は現時点の公式サイトでは確認できません。
テスト版の細則を製品版へそのまま広げない
ネットワークテスト版のゲームプレイガイドでは、美徳、選別、同盟、烙印、イベント、最終フェーズまでかなり詳しく確認できます。しかし、公式はネットワークテストのゲームデータを開発途中のものと案内しています。
4フェーズの細かな条件、美徳のバランス、使用できる血族、ルール構成などは製品版で調整される可能性があります。「テストで確認できた事実」と「製品版で確定した仕様」を分けて読むのが安全です。
なお、日本向けネットワークテストは2026年8月21日から24日まで複数回設定され、8月24日11:00〜15:00が予定上の最終セッションです。この記事の確認時点では、この時間帯に当たります。
ただし公式ページには、日程が予告なく変更または中止される場合がある旨も記載されています。テスト終了後に仕様説明や告知が追加される可能性があるため、公開直前には公式ページをもう一度確認する価値があります。
細かな美徳や同盟の仕様は、The Duskbloods ネットワークテスト版ゲームプレイガイドで確認できます。発売日や製品版仕様が更新された場合は、公式サイトの案内を優先してください。
📌 まとめ|ダスクブラッドは「美徳を巡るPvPvE」と考えると分かりやすい
PvPとPvEは「美徳を得る方法」としてつながっている
ダスクブラッドのPvPvEを短く整理すると、「PvP・PvE・探索などで美徳を集め、聖杯の選別を突破して最終戦を目指すマルチプレイアクション」です。
ネットワークテスト版では8人が4フェーズを戦い、第2・第3フェーズで美徳による選別を受け、最終的に上位3人が最後の戦いへ進みます。
見るべきなのは「PvPvE」という言葉より勝利構造
「PvPvEだから脱出シューター」「8人対戦だからバトルロイヤル」「PvPが強い人だけが勝つ」と単純化すると、本作の特徴を見落とします。美徳をどう稼ぎ、どの選択で選別を突破するかがゲームの中心です。
なお、4フェーズや最終3人などの詳細はネットワークテスト版で確認された仕様です。製品版にはPvE型の最終戦も予定されているため、今後は「テスト版から何が維持され、何が変わるか」が次の注目点になります。