CR1616電池はどこに売ってる？コンビニから100均、通販まで販売場所を徹底調査！寿命や交換方法、互換性も完全ガイド【2025年最新版】

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まずは基本から！CR1616電池とは一体どんな電池？

「CR1616電池」を探す前に、まずはその正体をしっかり知っておくことが、失敗しない購入への一番の近道です。

ここでは、CR1616電池の基本的なスペックや特徴について、誰にでも分かりやすく、そして少しだけ詳しく解説します。

CR1616電池の「CR」や「1616」って何？型番の読み方をマスターしよう

電池に刻まれた「CR1616」という型番。

これは、実は電池の性能やサイズを示す、いわば世界共通の身分証明書のようなものです。

このコードを分解してみると、その素性がよくわかります。

• C: これは電池の化学的な構成（系）を示します。「C」は、二酸化マンガンリチウム電池を意味します。

  リチウムを負極に、二酸化マンガンを正極に用いた3Vのパワフルな電池で、電圧が安定しており、長持ちするのが最大の特徴です。

• R: これは電池の形状を示します。

  「R」は、円形（Round）を意味しています。

  コイン形やボタン形と呼ばれる形状のことですね。

• 1616: これが最も重要な、電池のサイズを示す数字です。
  • 最初の「16」は、電池の直径が16.0mmであることを示します。
  • 後半の「16」は、電池の高さ（厚み）が1.6mmであることを示します。

つまり、CR1616とは「直径16.0mm、厚さ1.6mmの、円形をした二酸化マンガンリチウム電池」ということになります。

このサイズが、お使いの機器に命を吹き込むための「鍵」となるため、絶対に覚えておきましょう。

CR1616電池は私たちの身近なこんな物に使われている！

CR1616電池は、その小型・薄型・軽量という優れた特性を活かして、私たちの身の回りの様々な電子機器で「縁の下の力持ち」として活躍しています。

あなたの家やポケットの中にも、きっとCR1616電池が使われているものがあるはずです。

【CR1616電池の主な使用例】

• 自動車関連: リモコンキー、キーレスエントリー、スマートキー（特にホンダ、スズキ、ダイハツ、三菱などの車種で採用例多数）
• 時計・計算機: G-SHOCKなどの一部のデジタル腕時計、薄型のカード電卓
• 健康・医療機器: 電子体温計の一部モデル、血糖値測定器
• ホビー・雑貨: LEDライト、小型のペンライト、コンサートで使うサイリウム・ペンライト、小型電子ゲーム、万歩計
• PC・OA機器: パソコンのマザーボード（BIOS設定や時刻を記憶するためのCMOSバックアップ電源）
• その他: 各種小型リモコン、ガレージのシャッターリモコン、小型の防犯ブザーなど

特に自動車のキーで使われていることが非常に多く、「昨日まで普通に使えていたのに、急に車のドアが開かなくなった！」という突然のトラブルで、慌ててCR1616電池を探し始める方が後を絶ちません。

CR1616電池の寿命はどれくらい？交換時期のサインを見逃すな！

CR1616電池の寿命は、一概に「何年」と断言することは困難です。

なぜなら、使用する機器の消費電力や、使用頻度、さらには使用環境の温度によって大きく左右されるからです。

毎日何度も使う車のキーと、たまにしか電源を入れない予備の体温計とでは、電池の消耗スピードが全く違うのは当然ですよね。

一般的には、1年～3年程度が交換の目安と言われることが多いですが、これはあくまで参考値として捉えてください。

しかし、CR1616電池（リチウムコイン電池）には、他の電池にはない素晴らしい特徴があります。

それは「自己放電率が極めて低い」という点です。

自己放電とは、使っていなくても自然に電力が失われていく現象のことで、CR1616電池はこの自己放電が年間わずか1%程度と非常に優秀です。

そのため、パッケージに記載されている「使用推奨期限」内であれば、製造から5年、あるいは10年近く経っても初期の性能をほぼ維持できます。

予備として一つ購入しておいても、いざという時に「放電しきってて使えない…」という事態になりにくいのは、このためです。

【交換時期のサイン】

• 車のキーの反応が鈍くなる、以前より車に近づかないと反応しない。
• キーについているLEDインジケーターの光が弱々しい、または点灯しない。
• 電子機器の液晶表示が薄くなる、または表示が欠ける。
• 機器の動作が不安定になる。

これらのサインに気づいたら、完全に使えなくなる前に、早めに電池を交換することをおすすめします。

【結論から】CR1616電池が売ってる場所はここ！販売場所 完全比較表

「詳しい解説よりも、とにかくどこに売ってるか早く知りたい！」というせっかちなあなたのために、結論から先にお伝えします。

CR1616電池の主な販売場所と、それぞれの特徴を網羅した完全比較表をご覧ください。

販売場所	価格目安	品揃え	利便性	こんな人におすすめ
コンビニ	高い（300円～500円）	△（1種類あれば良い方）	◎（24時間・神出鬼没）	今すぐ！とにかく緊急で必要な人
100円ショップ	◎（110円）	△（PB品中心・在庫不安定）	○（店舗数が多い）	安さを最優先したい、予備用に欲しい人
家電量販店	普通（200円～）	◎（メーカー・種類が豊富）	○（主要駅近く・専門性）	メーカーを選びたい、専門家に相談したい人
ホームセンター	普通～安い	○（PB品や複数パックも）	△（郊外店が多い）	まとめ買いしたい、他のDIY用品ついでに欲しい人
ドラッグストア	普通	△～○	○（店舗が多く利便性高）	体温計用など、他の日用品と一緒に買いたい人
オンラインストア	◎（まとめ買いで最安値）	◎（国内外問わず無限）	△（届くのに時間がかかる）	価格比較して最安値で買いたい、大量にストックしたい人
時計・カメラ専門店	高い	○（専門性が高い）	○（交換サービスも）	自分で交換するのが不安な人

【実店舗編】CR1616電池はどこに売ってる？今すぐ買いに行ける場所を徹底調査

ここからは、各店舗でのCR1616電池の取り扱い状況について、より詳しく、そして具体的に「探し方のコツ」まで含めて解説していきます。

「自分の家の近くのあのお店にはあるかな？」と想像しながら読んでみてください。

最も身近な救世主！コンビニでCR1616電池は売ってる？

結論から言うと、多くのコンビニでCR1616電池は販売されています。

特にセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといった大手コンビニチェーンでは、電池コーナーやレジ横の小物フックで取り扱いがあることが多いです。

パナソニックやマクセルといった国内有名メーカーのものが、ブリスターパック（プラスチックのパッケージ）に1個入りで売られているのが一般的です。

• メリット: 24時間365日、いつでも必要な時に駆け込める圧倒的な利便性。

  「深夜のドライブ先で車のキーの電池が切れた！」といった絶望的な状況では、まさに砂漠のオアシス、漆黒の闇を照らす灯台となります。

• デメリット: 価格は他のどの販売場所に比べても割高です。

  1個あたり300円～500円程度が相場で、100均の数倍の価格になることも珍しくありません。

  また、CR2032のような超メジャーなコイン電池はほぼ100%置いていますが、CR1616は店舗の規模や立地（住宅街かオフィス街かなど）によって置いていない場合も。

  確実性は100%ではない「緊急用の最終手段」と考えるのが良いでしょう。

【探し方のコツ】

まずは乾電池がまとめて陳列されている棚やフックを探しましょう。

そこになければ、レジカウンターの周辺や、文房具、スマホの充電ケーブルなどが吊るされているフックをくまなくチェックしてみてください。

それでも見つからなければ、諦める前に店員さんに「シーアール、イチロクイチロク、というボタン電池はありますか？」と尋ねるのが一番確実です。

驚きの価格破壊！100円ショップ（ダイソー・セリア・キャンドゥ）でCR1616電池は売ってる？

はい、100円ショップでもCR1616電池は売っています。

特にダイソーでは取り扱い店舗が多く、見つけやすい傾向にあります。

セリアやキャンドゥでも、店舗によっては置いています。

何と言っても最大の魅力は、その圧倒的なコストパフォーマンスです。

1個または2個入りで110円（税込）という価格は、まさに価格破壊。

メーカー品1個の値段で、数個買えてしまう計算になります。

• メリット: とにかく安い。

  この一言に尽きます。

  緊急用や、そこまで長寿命を求められない機器（たまにしか使わないLEDライトやおもちゃなど）に使うには十分すぎる性能です。

  予備としていくつかストックしておくのにも、お財布が全く痛みません。

• デメリット: 品質や寿命については、やはりパナソニックなどの国内トップメーカー品と比較すると劣る可能性があります。

  車のキーなど、生活に直結する重要な機器に使うのは、信頼性の面で少し不安に感じる方もいるかもしれません。

  また、人気商品のため品切れになっていることも多く、店舗によって在庫状況のばらつきが大きい点が最大のネックです。

  3店舗回ったのにどこにもなかった、ということもあり得ます。

【探し方のコツ】

電卓や時計と並んでいる電池コーナーや、レジ近くの小物コーナー、工具・DIY関連のコーナーに置かれていることが多いです。

パッケージが非常に似ているCR1620やCR1632と絶対に間違えないように、購入前には型番を指差し確認するくらいの慎重さが必要です。

品揃えと安心感の殿堂！家電量販店（ヨドバシ・ビックカメラ等）でCR1616電池は売ってる？

もちろんです。

家電量販店は、CR1616電池を手に入れる上で最も確実で信頼できる場所の一つです。

ヨドバシカメラ、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ケーズデンキ、エディオンなど、主要な家電量販店であれば、ほぼ間違いなくCR1616電池を取り扱っています。

• メリット: 品揃えの豊富さが最大の強みです。

  パナソニック、マクセル、ソニー、FDKといった国内の有名メーカー品がずらりと並び、インドネシア製や日本製といった生産国まで見て選ぶことができます。

  また、専門知識を持った店員さんがいるため、「このキーに合う電池はどれ？」「長持ちするのはどっち？」といった相談ができるのも心強い点です。

  各社のポイント還元を利用すれば、実質的な価格を抑えることも可能です。

• デメリット: 価格は定価に近いことが多く、コンビニほどではないにせよ、100均やネット通販の最安値と比較すると高くなります。

  また、店舗が主要駅の近くや郊外のロードサイドにあることが多く、コンビニほど手軽に立ち寄れない場合もあります。

【探し方のコツ】

通常は「乾電池・記録メディア・電球」などのコーナーにあります。

コイン電池だけで一つの棚や、壁一面のフックを形成していることも多いので、比較的分かりやすいでしょう。

見つからない場合は、フロア案内図を見るか、近くの店員さんに尋ねるのが早いです。

意外な穴場も！ホームセンター（カインズ・コーナン等）でCR1616電池は売ってる？

ホームセンターも、CR1616電池の有力な購入場所です。

カインズ、コーナン、コメリ、DCMグループ（カーマ・ダイキ・ホーマック）といった大手ホームセンターでは、高い確率でCR1616電池を見つけることができます。

• メリット: メーカー品に加えて、ホームセンター独自のプライベートブランド（PB）商品が置いてあることがあり、比較的安価に購入できる場合があります。

  また、2個入りや5個入りといったお得な複数個セットが販売されていることも多く、ストック用に買うのに向いています。

• デメリット: 店舗が非常に広いため、目的の売り場にたどり着くまでが一苦労なことがあります。

  また、郊外型の店舗が多いため、車がないとアクセスしにくい点が挙げられます。

【探し方のコツ】

最優先で探すべきは、家電小物や電球、乾電池がまとめられたコーナーです。

そこになければ、次の2か所を探してみてください。

1. カー用品コーナー: リモコンキー需要に応えるため、ワイパーやオイルなどと一緒に置かれていることがあります。
2. 工具・金物コーナー: 工事用の小型計測器などで使われるため、専門的な工具類と並んでいる可能性があります。

視野を広げて宝探し感覚で探してみると、意外な場所で見つかるかもしれません。

体温計のついでに？ドラッグストア（マツキヨ・ウエルシア等）でCR1616電池は売ってる？

はい、多くのドラッグストアでもCR1616電池を取り扱っています。

マツモトキヨシやウエルシア、スギ薬局、ツルハドラッグなど、あなたの街のドラッグストアの電池コーナーをチェックしてみてください。

CR1616は電子体温計の一部モデルにも使われることがあるため、医療・健康用品を扱うドラッグストアとは親和性が高く、置いている店舗が多いのです。

• メリット: 店舗数が多く、夜遅くまで営業している店も多いので、利便性が高いです。

  日用品や薬の買い物のついでに気軽に購入できるのが嬉しいポイント。

  ポイントデーや割引クーポンなどを活用すれば、お得に手に入れられるチャンスもあります。

• デメリット: 家電量販店ほどの品揃えは期待できず、パナソニックかマクセルのどちらか1種類が置いてある、というのが一般的です。

  店舗の規模によっては取り扱いがない場合もあります。

【通販編】CR1616電池はどこに売ってる？オンラインストアの賢い活用法

「今すぐ必要ではないけれど、安くストックしておきたい」

「近所の店を探し回る時間がない、面倒くさい」

そんな現代人の強い味方が、オンラインストアでの購入です。

Amazon・楽天市場で見つけるCR1616電池のメリットと注意点

Amazonや楽天市場は、CR1616電池を探す上で、もはや外すことのできない巨大な選択肢です。

検索窓に「CR1616」と入力すれば、国内メーカー品から海外品、業務用バルク品まで、無数の商品がヒットします。

• メリット:
  • 圧倒的な価格競争力: 多くの出品者が競い合っているため、非常に安価に購入できます。

    特に5個や10個といったまとめ買いをすると、1個あたりの単価が数十円という、実店舗ではありえない価格になることも。

  • 無限の品揃え: 国内メーカーはもちろん、EnergizerやDuracellといった海外メーカーの製品や、あまり見かけないバルク品（簡易包装品）まで、選択肢は事実上無限です。
  • 膨大なレビュー: 実際に購入した数多くのユーザーのレビューを参考にできます。

    「このショップの電池は持ちが良かった」「車のキーで問題なく使えた」といった生の声は、購入の際の大きな判断材料になります。

• デメリットと注意点:
  • 配送時間と送料: 当然ながら、注文してすぐに手に入るわけではありません。

    プライム会員や「あす楽」対象でなければ、到着まで数日かかります。

    また、商品価格が安くても送料が別途かかる場合があるので、必ずトータルコストで比較することが重要です。

  • 品質の玉石混交: 残念ながら、中には使用推奨期限が近い古い在庫品や、品質の低い海外製の互換品、最悪の場合は偽物が紛れている可能性もゼロではありません。

    安すぎる商品には必ず理由があります。

    出品者の評価をよく確認し、「Amazon.co.jpが販売、発送します」という表記があるものや、信頼できる日本のショップから購入することを強くお勧めします。

送料無料も魅力！ヨドバシ.comなど家電量販店サイトでCR1616電池を買う

家電量販店の実店舗だけでなく、そのオンラインストアも非常に便利です。

特にヨドバシ.comは、「全品送料無料」を掲げており、CR1616電池1個（数百円）だけでも、送料を気にせず気軽に注文できるのが大きな魅力です。

• メリット: 実店舗と同様の、信頼できるメーカー品を、自宅にいながら安心して購入できます。

  店舗とポイントも共通で利用できるため、貯まったポイントで買うことも可能です。

  「店舗で受け取り」サービスを利用すれば、送料無料で注文しておいて、仕事帰りに最寄りの店舗で受け取る、といった柔軟な使い方もできます。

• デメリット: 価格はAmazonなどの最安値と比較すると、若干高くなる傾向があります。

  安心と信頼のブランド料、と考えるのが良いでしょう。

失敗しないCR1616電池の選び方！購入前に確認すべき【最重要】ポイント

さて、どこで買うかが見えてきたところで、次は「どのCR1616電池を買うか」という、さらに重要な問題です。

いくつかのポイントを押さえるだけで、後悔や失敗を劇的に減らすことができます。

パナソニック？マクセル？CR1616電池のメーカーによる違いとおすすめは？

家電量販店などに行くと、様々なメーカーのCR1616電池が並んでいて、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。

主な国内メーカーとしては、パナソニック、マクセル、FDK（富士通）、三菱電機などがあります。

結論から言うと、これらの国内有名メーカーの製品であれば、どれを選んでも品質に大きな差はなく、安心して使用できます。

その中でも、パナソニックとマクセルは、コイン電池の分野で世界的に高いシェアと信頼を誇る2大巨頭です。

迷ったら、パナソニックかマクセルを選んでおけば、まず間違いありません。

その上で、さらにこだわりたい場合のチェックポイントは以下の通りです。

• 生産国: パッケージには「Made in Japan」や「Made in Indonesia」といった表記があります。

  品質管理に定評のある日本製にこだわりたい方は、確認してみましょう。

  （パナソニックはインドネシア工場、マクセルは日本国内工場が主力です）

• 耐漏液性能: 長期間機器に入れっぱなしにする場合、万が一の液漏れを防ぐ性能が高い製品を選ぶとより安心です。

  各社とも独自の技術で液漏れに強い設計を謳っています。

• 使用推奨期限: メーカーによって5年や10年など設定が異なります。

  長期保存を考えるなら、期限が長い製品を選ぶと良いでしょう。

【警告レベル】CR1616とCR1620/CR1632は全くの別物！互換性は絶対にない！

これはこの記事で最も声を大にして伝えたい、絶対に間違えてはいけない最重要ポイントです。

店頭や通販サイトには、CR1616と非常によく似た「CR1620」や「CR1632」という電池が並んでいます。

これらはすべて直径は同じ16.0mmですが、決定的に厚みが異なります。

• CR1616 → 厚み 1.6mm
• CR1620 → 厚み 2.0mm
• CR1632 → 厚み 3.2mm

「たった0.4mmの違いなら、CR1620でも代用できるんじゃない？」

もしそう思ったなら、それは非常に危険な考えです。

精密な電子機器にとって、コンマ数ミリの違いは、人間で言えば全くサイズの違う服を着るようなものです。

【間違ったサイズの電池を使った場合に起こる悲劇】

• 本来より薄い電池を入れた場合（例: CR1620が必要な機器にCR1616を入れる）
  電池が電池ボックス内でガタつき、電極との接触が不安定になります。

  その結果、機器が正常に動作しない、すぐ止まる、車のキーが反応しないといった致命的な不具合が発生します。

• 本来より厚い電池を入れた場合（例: CR1616が必要な機器にCR1620を無理やり入れる）
  厚い電池を無理やり押し込むことになるため、電池ホルダーや機器の繊細な端子を変形・破損させてしまう可能性があります。

  最悪の場合、電池は入ったけれど機器は二度と動かない、という取り返しのつかない事態になります。

結論として、CR1616とこれらの電池に互換性は一切ありません。

必ず、お使いの機器に入っている電池の型番、もしくは取扱説明書で指定されている型番を正確に確認してください。

子どもの安全を最優先！CR1616電池の「誤飲防止パッケージ」という選択

小さなお子様がいるご家庭では、コイン電池の誤飲事故に最大限の注意が必要です。

直径16mmのCR1616は、子どもの手にも馴染みやすく、キラキラしているため興味を惹きやすいサイズです。

万が一子どもが飲み込んでしまうと、食道などに詰まった場合、電池が粘膜に触れることで電流が流れ、わずか1～2時間でアルカリ性の液体が生成されて組織を溶かし、重篤な化学やけどを引き起こします。

これは、命に関わる極めて危険な事態です。

この深刻なリスクに対応するため、近年、パナソニックなどのメーカーは「誤飲防止パッケージ」を導入しています。

これは、子どもが簡単にはさみを使わないと開封できないように、台紙を二重にしたり、特殊な切り込みを入れたりして工夫された、安全性の高いパッケージです。

もし店頭で選択肢があるのなら、こうした安全対策が施された製品を選ぶことは、子どもの安全を守るための、親としての大切な選択と言えるでしょう。

誤飲事故の危険性については、独立行政法人国民生活センターも強く注意を呼びかけています。

交換から廃棄まで完全ガイド！CR1616電池の正しい取り扱い方

無事に最適なCR1616電池を手に入れたら、あともう一息です。

ここでは、電池の交換方法と、使い終わった後の「正しい捨て方」について、初心者の方にも分かりやすく解説します。

初心者でも安心！車のキーを例にCR1616電池を交換する方法

ここでは最も需要の多い、自動車のリモコンキーを例に、電池交換の手順を解説します。

（※キーの構造はメーカーや車種によって大きく異なります。

作業前には必ずご自身の車の取扱説明書もご確認ください）

1. 準備するもの: 新しいCR1616電池、精密ドライバーセット（マイナスが便利）、傷つき防止用のメガネ拭きのような薄い布、そして落ち着ける作業スペース。
2. メカニカルキーを抜く: まず、スマートキーに内蔵されている物理的な鍵（メカニカルキー）を抜きます。

   通常、キー側面の小さなボタンを押しながら引き抜くことができます。

   この作業が、カバーを開けるための第一歩になることが多いです。

3. カバーを開ける隙間を探す: メカニカルキーを抜いたところに、カバーをこじ開けるための小さな凹みや隙間があるはずです。

   なければ、キーの側面の合わせ目全体をよく観察し、隙間を見つけてください。

4. 慎重にカバーを開ける: その隙間に、傷つき防止の布を先端に巻いた精密ドライバー（マイナス）を差し込みます。

   そして、ゆっくりと「てこの原理」でねじるように力を加えます。

   焦りは禁物です。

   少しずつ、慎重に作業すれば、「パカッ」という音とともにカバーが2つに分かれます。

5. 古い電池とご対面、そして記憶！: カバーを開けると、基盤の上にCR1616電池が見えます。

   ここで最も重要なのは、どちらの面が上になっていたか（プラス極とマイナス極の向き）を必ず覚えておくことです。

   不安なら、スマホで写真を撮っておくのが100%確実な方法です。

   通常は「+」やメーカー名が書かれた面が上（見える側）になっています。

6. 古い電池を取り出し、新しい電池をセット: 古い電池を指や小さなドライバーで取り出し、新しいCR1616電池を、元々入っていた向きと全く同じ向きでセットします。

   カチッと収まる感覚があるはずです。

7. 元通りに組み立てる: カバーを元通りに重ね合わせ、両手で挟み込むように力を入れて、「パチン」と音がするまでしっかりはめ込みます。

   最後にメカニカルキーを戻せば、作業は完了です！

どうでしょう？落ち着いて手順通りに進めれば、5分もかからずに完了する作業です。

数千円の工賃を節約できた達成感を味わってください。

【知らないと火事の元】使い終わったCR1616電池の絶対守るべき捨て方・廃棄方法

使い終わったCR1616電池。

これを、他のゴミと一緒にゴミ箱にポイっと捨てたり、空き缶などと一緒の袋に入れたりするのは、絶対にやめてください。

リチウムコイン電池は、使い終わってもわずかな電力が残っています。

この電池が、他の金属製品（鍵、クリップ、アルミホイルなど）や他の電池と接触すると、電極同士が繋がってショート（短絡）を起こし、発熱・破裂・発火する深刻な危険性があります。

実際に、これが原因でゴミ収集車や処理施設での火災が頻発しており、大きな社会問題となっています。

【CR1616電池の正しい廃棄手順】

1. 電池のプラス極とマイナス極（表と裏の広い面全体）をしっかりと覆うように、セロハンテープやビニールテープ、ガムテープを貼って「絶縁」します。

   これが最も重要な安全対策です。

2. お住まいの自治体（市区町村）が指定する方法に従って廃棄します。

ここで一つ、非常に重要な注意点があります。

スーパーや役所、家電量販店の店頭などに置いてある「ボタン電池回収缶」には、CRから始まるリチウムコイン電池は絶対に入れられません。

あの回収缶は、主に腕時計などに使われる酸化銀電池（型番がSRで始まるもの）やアルカリボタン電池（LRで始まるもの）といった、水銀を含むか、リサイクルルートが確立された電池を対象としています。

材質の異なるリチウムコイン電池を入れることは、リサイクル処理の妨げとなり、かえって危険を招くことになります。

CR1616の捨て方は、自治体によって「燃えないごみ」「有害ごみ」「危険ごみ」などルールが異なります。

必ずお住まいの市区町村のホームページで「電池 捨て方」などと検索するか、ごみ分別アプリなどで確認し、定められたルールで廃棄してください。

このひと手間が、あなた自身と、社会の安全を守ります。

電池の正しい廃棄方法については、業界団体である一般社団法人電池工業会のウェブサイトにも詳しい情報が掲載されていますので、ぜひご一読ください。

CR1616電池に関するよくある質問（Q&A）

最後に、CR1616電池に関して多くの方が抱く細かな疑問について、Q&A形式でスッキリお答えします。

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