アジア大会のカバディは何人制?ルール・得点・アウトと復活を分かりやすく解説

anatato.jp へ本日もお越しいただきありがとうございます!
耳で聞くだけで短時間に分かりやすく理解できる音声会話形式の動画はこちら
アジア大会のカバディは、基本的に7人対7人で行う競技です。攻撃側から1人の「レイダー」が相手陣へ入り、「カバディ」と発声しながら相手選手へのタッチを狙い、自陣へ戻れば得点できます。守備側も、レイダーを捕まえて帰還を阻止すれば得点できます。
観戦で大切なのは、得点だけを見るのではなく、レイド→得点→アウト→復活→人数変化をひと続きで追うことです。ここが分かると、ボーナスやスーパータックルなどの特殊ルールも理解しやすくなります。
- カバディは何人制で、誰が攻撃するのか
- 「カバディ」と言い続けるキャントのルール
- タッチ、タックル、ボーナスなどの得点方法
- アウトした選手が復活する仕組み
- ローナ、スーパータックル、サードレイドの条件
- 愛知・名古屋2026アジア大会の競技期間と会場
🤼 カバディは7人対7人!まず基本ルールを理解しよう
日本カバディ協会の公開規則では、1チーム7人が同時にコートへ入れます。ただし、攻撃時に相手陣へ入るのは1人だけです。
攻撃するのはレイダー1人
攻撃する選手を「レイダー」、攻撃を受ける守備側を「アンティ」と呼びます。レイドは1回につき1人で行い、チームが交互に攻撃します。
最初は「今どちらの1人がレイダーなのか」を追えば十分です。その選手が相手へ触れて戻るのか、守備側に捕まるのかを見ると、1回の攻防が分かりやすくなります。
タッチして自陣へ戻れば得点
レイダーがアンティにタッチし、自陣へ戻ると、タッチされた選手はアウトになります。日本カバディ協会の規則では、アウトになった人数がレイド側の得点です。
「触った瞬間に得点確定」ではなく、帰還まで含めて見るのがポイントです。同協会の説明では、レイダーは指一本でも自陣コートに触れれば帰還と扱われます。
守備側もレイダーを止めれば得点
アンティがレイダーを捕らえ、自陣へ戻れなくするとレイダーがアウトになり、守備側へ1点入ります。
カバディは攻撃側だけが点を取る競技ではありません。守備側が連携して帰還ルートをふさぐ場面も、得点に直結する重要な攻防です。
| 1回のレイド | 何が起きるか | 初心者が見る場所 |
|---|---|---|
| レイダーが相手陣へ入る | 攻撃開始 | 誰がレイダーか |
| アンティへタッチ | 得点の可能性 | 何人に触れたか |
| 自陣へ帰還 | 攻撃側が得点 | 戻り切れたか |
| 守備側が捕獲 | 守備側が得点 | 帰還を止めたか |
「レイダー1人が攻める」「触って戻れば攻撃側の得点」「捕まえれば守備側の得点」。この3点を押さえると、試合の基本が見えてきます。
🗣️ 「カバディ」と言い続けるキャントのルール
発声は「キャント」と呼ばれる
「カバディ、カバディ……」と繰り返す発声は「キャント」と呼ばれます。日本カバディ協会は、途中で息継ぎせず、絶えることなく「カバディ」という単語を繰り返すことと説明しています。
キャントは演出や応援ではなく、レイドに関係する競技規則です。レイダーは相手コートに触れる前から自陣へ戻るまで、キャントを続ける必要があります。
キャントが途切れるとアウトになる
日本カバディ協会の公開規則では、キャントを唱えない、不明瞭になる、明らかな息継ぎをした場合はキャントアウトとなり、相手チームに1点が入ります。
「カバディ」と発声しているかどうかも判定対象です。ただし観戦では発声だけに集中せず、タッチと帰還、守備側の捕獲も一緒に見ると全体像をつかみやすくなります。
1回のレイドは30秒以内
JOCの競技解説では、レイダーは30秒以内に攻撃を行うと案内されています。短時間で相手との距離を測り、タッチを狙うか、安全に戻るかを判断しなければなりません。
時間制限があるため、レイダーは相手陣でいつまでも様子を見ることはできません。残り時間と距離の駆け引きも観戦ポイントです。
🔢 カバディの得点はどう決まる?
得点方法はいくつかあります。初心者は「通常のタッチ」「通常のタックル」「ボーナス」「スーパータックル」「ローナ」の違いを押さえると、スコアの動きを追いやすくなります。
タッチとタックルが基本
レイダーがアンティへタッチして帰還すれば、アウトにした人数分が攻撃側の得点です。逆に、アンティがレイダーを捕らえてアウトにすれば守備側へ1点入ります。
通常の得点は「攻撃成功」か「守備成功」かで分けると整理しやすくなります。
ボーナスポイントは守備6人以上で適用
レイダーは、条件を満たせばタッチ以外にボーナスラインで1点を狙えます。日本カバディ協会の規則では、ボーナスラインが適用されるのはアンティが6人以上コートにいる場合です。
守備側が5人以下なら、ボーナスラインは適用されません。ラインだけでなく、相手の人数を確認する必要があります。
得点の種類は条件とセットで見る
スーパータックルやローナは得点が大きく動くため目立ちますが、いつでも発生するわけではありません。人数条件や全員アウトという状況がそろったときに成立します。
| 得点場面 | 基本得点 | 主な条件 |
|---|---|---|
| タッチ | アウトにした人数分 | レイダーが自陣へ帰還 |
| 通常タックル | 1点 | レイダーをアウトにする |
| ボーナス | 1点 | 守備側が6人以上 |
| スーパータックル | 2点 | 守備側が3人以下 |
| ローナ | 追加2点 | 一方のチームが全員アウト |
この表は観戦初心者向けの基本整理です。ラインアウトやテクニカルポイントなど、ほかにも得点が動く場面があります。まずは上の5種類から覚えると十分です。
🔄 アウトと復活を追うと試合展開が見えてくる
得点すると相手がアウトになる
タッチを成功させればタッチされたアンティがアウトになり、守備側が捕獲に成功すればレイダーがアウトになります。
カバディでは、得点とコート上の人数が同時に動きます。この人数変化が次のレイドの条件にも影響します。
味方の得点で1人ずつ復活できる
日本カバディ協会の規則では、シッティングブロックで待機している選手は、味方の得点によって1得点につき1人コートへ復活できます。ただし、ボーナスポイントによる復活はありません。
同じ1点でも、味方を1人戻せる得点と、復活につながらないボーナスポイントでは次の展開への影響が違います。
得点の「後」に人数を見る
観戦では、得点が表示された直後に次の順序で確認すると分かりやすくなります。
- どちらが得点したか
- 誰がアウトになったか
- 得点側で誰が復活したか
- 次の守備側が何人になったか
- ボーナスやスーパータックルの条件に入ったか
「得点→アウト→復活→人数変化」と追えば、特殊ルールも丸暗記ではなく流れで理解できます。
👥 全員アウトでも終わらない「ローナ」
全員アウトで相手に追加2点
日本カバディ協会では、一方のチームの選手がすべてアウトになった状態を「ローナ」と呼びます。JOCの競技解説では「ローナー」という表記も使われています。
ローナになると相手チームに2点が追加されます。通常のアウトによる得点と重なるため、点差が大きく動きやすい局面です。
ローナ後は全員が復活する
「全員アウトなら試合終了」と考えやすいのですが、カバディでは違います。ローナになると、アウトになっていた選手は全員復活して試合を続けます。
全員アウトはゲームセットではなく、大きな得点イベントの一つです。残り人数が少なくなるほど、ローナをめぐる攻防にも注目してください。
🛡️ スーパータックルとサードレイドの違い
守備側3人以下ならスーパータックル
通常、アンティがレイダーを捕らえた場合の得点は1点です。しかし日本カバディ協会の規則では、アンティが3人以下のときにレイダーをアウトにすると2点となり、これをスーパータックルと呼びます。
なお、スーパータックルで2点を獲得しても、同協会の規則ではシッティングブロックから復帰するアンティは1人です。「2点だから2人復活」とは限りません。
無得点レイドが2回続くとサードレイド
日本カバディ協会の公開規則では、得点移動のないレイドが2回続いたチームは、3回目のレイドが「サードレイド」になります。
サードレイドで得点できなければレイダーがアウトとなり、アンティ側の得点です。レイダーが得点するかレイドアウトになると、回数はリセットされます。
人数を見るルールと回数を見るルールを分ける
| ルール | 何を見るか | 成立時のポイント |
|---|---|---|
| スーパータックル | 守備人数 | 3人以下で捕獲すると2点 |
| サードレイド | 無得点レイドの回数 | 3回目で得点できないとレイダーアウト |
「スーパータックル=人数」「サードレイド=レイド回数」と分ければ、試合中でも判断しやすくなります。JOCでは、3回連続で得点できない場合にアウトとなる仕組みを「DO or DIEルール」として案内しています。
📏 ボークラインとボーナスラインの役割
ボークラインを越えないとアウトになる場合がある
日本カバディ協会の規則では、レイダーが相手にタッチせず、ボークラインも一度も越えないまま自陣へ戻るとレイダーがアウトとなり、相手側に1点入ります。
相手陣へ少し入って、何もしないまま戻ればよいわけではありません。ボークラインはレイド成立を理解するうえで重要な線です。
ボーナスラインは条件付きで1点を狙う
アンティが6人以上いるとき、レイダーはボーナスラインを越えることでボーナスポイント1点を狙えます。
ボーナスは相手へタッチしなくても狙える得点ですが、適用される人数条件があります。守備人数が減っている場面では、まず人数を確認しましょう。
初心者は3本のラインから覚える
- ミッドライン:両陣を分ける中央線
- ボークライン:レイド成立に関わる重要なライン
- ボーナスライン:条件付きで1点を狙うライン
コートにはロビーなどほかの要素もありますが、最初はこの3本と守備人数の関係を押さえると試合を追いやすくなります。
⏱️ 試合時間と勝敗の決まり方
男子は20分ハーフ、女子は15分ハーフ
日本カバディ協会の公開規則では、試合時間は男子が前後半各20分、女子が前後半各15分です。JOCの競技解説も同じ時間を案内しています。
男子と女子では通常の試合時間が異なります。なお、大会ごとの詳細な競技運用は大会公式情報を優先して確認してください。
試合終了時の総得点で勝敗を決める
日本カバディ協会の規則では、試合終了時に得点の多いチームが勝者です。タッチ、タックル、ボーナス、スーパータックル、ローナなどで積み上げた総得点を競います。
「何人に触ったか」だけでなく、試合全体の総得点で勝敗が決まります。
同点時にはファイブレイドの規定がある
日本カバディ協会の公開規則では、試合終了時に同点だった場合の決着方法として「ファイブレイド」が説明されています。両チームが5人ずつレイドする選手を決め、5回ずつ交互に攻撃します。
ファイブレイド中は通常の試合と異なる規定もあるため、同点時の特別な決着方式として理解しておくとよいでしょう。
日本カバディ協会はコート寸法を男子13m×10m、女子12m×8mと案内しています。一方、Asian Kabaddi Federationの公開ページには女子コートを11m×8mとする表記があり、公開情報に差があります。本記事では国内の観戦者向けに日本カバディ協会とJOCの説明を中心に整理しています。
🏟️ 愛知・名古屋2026アジア大会のカバディ日程と会場
競技期間は9月21日から26日までの予定
JOCの愛知・名古屋2026カバディページでは、競技日程を9月21日〜9月26日予定と案内しています。
大会中は競技スケジュールが更新される可能性があるため、観戦当日は公式日程を確認してください。
会場は東海市民体育館
JOCと愛知・名古屋2026大会公式は、カバディの会場を東海市民体育館と案内しています。
大会開催中に現地観戦や配信視聴の予定を立てる場合は、ルール記事だけで時刻を固定せず、大会公式・JOCの日程情報を確認するのが安全です。
ルールと大会情報で確認先を分ける
- 日本カバディ協会「競技規則」:基本ルールの確認
- JOC「カバディ」:初心者向けの競技解説
- JOC「カバディ|愛知・名古屋アジア大会」:競技期間・会場の確認
基本ルールは競技団体、開催日程は大会公式・JOCというように確認先を分けると、更新情報を追いやすくなります。
👀 初心者は「レイダー・人数・得点」の順で見よう
最初はレイダー1人だけを追う
細かな反則を全部覚えてから観戦する必要はありません。まずレイダー1人を見て、相手へ触れたか、自陣へ戻れたか、守備側に捕まったかを確認します。
この1人の動きを追うだけで、通常の攻防の大部分を理解できます。
次に守備人数を見る
慣れてきたら守備側の人数を見ます。人数によって、次に注目すべきルールが変わります。
- 6人以上ならボーナスラインに注目
- 3人以下ならスーパータックルに注目
- 残り人数が少なければローナの可能性に注目
同じレイドでも、守備人数によって得点条件やリスクが変化します。
得点が入った「後」まで見る
カバディの面白さは、点が入った瞬間だけではありません。誰がアウトし、誰が復活し、次のレイドが何人対何人になるのかまでが一つの流れです。
- レイダーを見る
- タッチかタックルかを確認する
- 何点入ったかを見る
- アウトと復活を確認する
- 次の守備人数を見る
- ボーナスやスーパータックルの条件を確認する
「レイド→得点→アウト→復活→人数変化」の順で追えば、カバディはぐっと分かりやすくなります。アジア大会で初めて観戦する人も、まずはレイダー、人数、得点の3点から見てみてください。