(あなたとエンタメ アイドル) 乃木坂46、試練の春の予感! その理由は‥
2022/05/05
人気アイドルグループ乃木坂46の3月23日発売の新曲「Actually…」のMVが本日公開されました。
当初は新5期生である中西アルノさん(18)がセンターにいきなり大抜擢され、
当ブログでも書かせていただきましたが、
「曲調が欅坂46っぽい」とか「中西アルノさん1人にスポットが当たって他のメンバーはその他大勢になっている」など
これまでの乃木坂46には無かったような賛否両論による大きな反響が有りました。
その後、中西アルノさんの活動自粛が発表され、その後の音楽番組で新曲が初披露され
注目された中西アルノさんに代わるセンターは齋藤飛鳥さんと山下美月さんのWセンターであることが明らかとなりました。
そして本日のMV公開。
両方を視聴して皆さんはどのような印象を持たれたでしょうか?
前もって述べておくと、私は乃木坂46のデビュー当初からのファンでは有りますが、個別のメンバーに対する強い思い入れは無く、
今後も今のような人気グループで居て欲しいなと思っています。
そんな私が受けた印象は「なんじゃこりゃ?」でした。
音楽番組でのライブは誰に訴えかけるということもなく、よく聞こえないような小さな声で何も感銘を受けないまま終わってしまいました。
「MVでは印象が変わるかな?」と期待して視聴したのですが、残念ながらポジティブな印象に変わることはありませんでした。
この曲は中西アルノさんがセンターで有ることが大前提で初めて成立し得る曲であることは皆さん賛同されるのではないでしょうか。
静けさが支配する曲調も、
センター以外のメンバーが個々の存在感を消して背景となるような振り付けも
全ては圧倒的な声量と存在感を放つ中西アルノさんを際立たせるための演出。
実際、46時間テレビでの初披露時には衝撃で背筋がゾクゾクして感動で少し泣いてしまいました(笑)。
中西アルノさんがセンターで無くなった今、誰がセンターでもこうなってしまったのは必然ですよね。
中西アルノさんがセンターで有ることが発表された直後から現メンバー推しによるネガティブキャンペーンは始まりましたが
その後の中西アルノさんの問題発覚後、ネガティブキャンペーンは不買運動などさらにエスカレートして行きました。
運営サイドもさすがにここまで来ると中西アルノさんを活動自粛にさせざるおえなかったのでしょう。
先ほど述べさせていただいた通り、「Actually…」は中西アルノさんがセンターでのみ活きる曲であり、
そのことを分かっていながらセンター差し替えで乗り切ることを決断した運営。
商業的な判断だったのでしょうが、本当にこの判断は正しかったのでしょうか?
今後「Actually…」をメンバーが数々の音楽番組で披露して行くことになりますが、
これを観て「乃木坂いいね~」とか「乃木坂のファンになった!」などポジティブな印象を持つ視聴者は少ないことが予想されます。
一方では櫻坂46は新曲「五月雨よ」でこれまでのイメージを一新し、山崎天をセンターに、清純な恋の曲を歌います。
MVを視聴しましたが、山崎を初めとする各メンバーのアップが多用されており、新たに魅力に気付く人も多そうです。
またAKB48は元IZ*ONEで今でも高い人気を保つ本田仁美をセンターにし、人気回復に対する本気度が感じられます。
そしてTWICEやBLACKPINKなどK-POPの活躍ぶりは相変わらずです。
新曲「Actually…」による新規ファンの獲得が期待薄なのはもちろん、
現在のファンの中にもこれまで乃木坂しか見てこなかったけど、
少し冷めてふと他のグループを見渡したらもっと魅力的なグループを見付けたよ!
というケースが多く発生するのでは?と懸念しています。
乃木坂46の発足当時、AKB48は圧倒的な人気を誇り
当時は現在その関係が真逆になるとは想像も出来なかったですが
今から5年・10年後、同じように想像もしなかったアイドル勢力図になっている…
この春がその分岐点になるかも知れませんね!