【2026現地レポ】如月千早 武道館単独公演「OathONE」セトリ&感想まとめ!奇跡の夜を徹底解説

   

anatato.jp へ本日もお越しいただきありがとうございます!

2026年1月24日、私たちは「不可能」が「青い薔薇」に変わる瞬間を見た

プロデューサーの皆さん、お疲れ様です。
そして、今このページを開いているということは、あなたもまた、あの伝説の一夜に心を囚われた一人か、あるいはその伝説の正体を知りたいと願う同志なのでしょう。

本日、2026年1月24日。東京都千代田区、日本武道館。
この音楽の聖地で、アイドルマスターシリーズ21年の歴史における最大の挑戦であり、一つの到達点とも言えるイベントが開催されました。

如月千早 武道館単独公演「OathONE(オースワン)」

765プロダクション所属のアイドル、如月千早。

彼女がたった一人で(いいえ、決して一人ではありませんでしたが)、武道館のステージに立ち、歌声を響かせたのです。

これは声優によるライブではありません。

単なる映像の上映会でもありません。

1年以上の準備期間、最新の群ロボット技術、アコースティックを基調とした生演奏、そして20年以上にわたって積み重ねられた「物語」が融合し、「如月千早という一人の歌手がそこに実在した」奇跡の記録です。

現地チケットは即完売。

なぜ、架空の存在であるはずの彼女が、これほどまでに人の心を動かすのか。

週刊ファミ通の特集記事によれば、このプロジェクトは2025年1月末、つまり丸1年も前から水面下で動き出していたそうです。

それだけの覚悟と時間が、この日のために費やされました。

本記事では、現地参戦した筆者が、興奮を抑えつつ事実関係を徹底的に確認した上で、全曲詳細レポート(セットリスト)、誤解されがちな楽曲の背景、群ロボット「groovots」による演出の秘密、そして今後の重要イベント情報まで、余すところなくお伝えします。

彼女の21年の軌跡と、今日の「誓い」を語るには、これでも足りないくらいです。
どうか最後まで、この奇跡の夜の追体験にお付き合いください。

【概要】如月千早 武道館単独公演「OathONE」の歴史的意義

セットリストの解説に入る前に、本公演がなぜこれほどまでに重要視され、チケットが争奪戦となったのか。

その背景にある「文脈」と「場所の意味」を整理します。

1年前から始まった「伝説」への準備

まず強調しておきたいのは、この公演が決して急造のイベントではないという点です。
公演直前の『週刊ファミ通』(2026年2月5日号)のインタビューにおいて、関係者(千早を最も近くで支えてきた今井麻美氏)への打診が2025年1月末に行われていたことが明かされました。

当時の千早(および関係者)は、「意味がわからなくて」「ぬか喜びしないように」と、当初は戸惑いを隠せなかったといいます。
それもそのはずです。作中のアイドルが、現実の日本武道館で、ゲストなしの単独公演を行う。これはIPビジネスの観点からも前例のない挑戦であり、失敗の許されないプロジェクトでした。
1年という長い準備期間を経て、今日、私たちはその答え合わせをしたのです。

「日本武道館」という場所の重み

「日本武道館」は、多くのミュージシャンにとって聖地ですが、765プロのアイドルにとっても特別な意味を持ちます。
これまでも765プロオールスターズとしての公演はありましたが、今回は「単独」。
しかも、音響的に優れた武道館を選ぶことは、「アイドル」としてだけでなく「ボーカリスト・アーティスト」として音楽に向き合い続けてきた千早にとって、必然の選択だったと言えるでしょう。
公式の英語表記が「OathONE」(キャメルケース)であることにも注目です。「Oath(誓い)」と「ONE(唯一、団結)」の融合。千早が音楽に立てた誓いが、武道館という器で結実しました。

【全曲詳細レポ】セットリスト&楽曲ごとの感想・考察

ここからは、DAY1公演の全セットリストを、現地の熱気と正確な情報に基づいてお届けします。
特筆すべきは、今回のバンド編成が「引き算の美学」に基づいたアコースティック編成であったことです。

1. 輝夜(かぐや) ~森由里子×園田健太郎が描く新たな月~

開演時間の17時。ブザーと共に客電が落ちると、武道館は青一色のサイリウムの海に包まれました。
通常ならアップテンポな代表曲で開幕するところですが、千早が選んだのは「静寂」でした。

ステージ中央、ピンスポットライトの下に現れた千早。彼女が息を大きく吸い込む音が、マイクを通してスピーカーから響きます。
歌い出したのは、誰も聴いたことのない旋律。本公演のために書き下ろされた新曲「輝夜(かぐや)」です。

【楽曲クレジットの重み】
この曲の作詞は森由里子氏、作曲は園田健太郎氏です。
森由里子氏といえば、千早の原点である「蒼い鳥」、そして再生の歌である「約束」を手掛けた、いわば「千早の人生の代弁者」です。
その森氏が再び筆を執った「輝夜」。
「かぐやひめ」ではなく「かぐや」。月夜を思わせる神秘的なイントロから、サビにかけて激しく情熱的に展開するロックバラードですが、歌詞には「冷たい月」と「内なるマグマのような情熱」の対比が描かれています。

初期の心を閉ざした千早と、情熱を歌に乗せるようになった現在の千早。その両面を繋ぐような楽曲であり、一曲目にして「これが如月千早の集大成だ」と宣言するような圧巻のパフォーマンスでした。

2. 蒼い鳥 (M@STER VERSION) ~原点にして頂点~

新曲の衝撃が冷めやらぬまま、ピアノの不穏で美しいイントロが流れます。千早のデビュー曲にして代名詞「蒼い鳥」(作詞:森由里子 / 作曲:椎名豪)です。

古参のプロデューサーほど、この曲には特別な思い入れがあるでしょう。
かつて千早が歌う「蒼い鳥」は、孤独と悲哀、そして亡き弟への鎮魂の歌でした。しかし、今日の武道館で歌われたそれは、全く違う響きを持っていました。
悲しみを捨てたわけではなく、悲しみさえも翼に変えて羽ばたくような、力強さと気高さ。
床面に広がる波紋のエフェクトは、彼女の歌声が世界へ広がっていく様を可視化しているようでした。

3. 眠り姫 ~物語を紡ぐ歌声~

3曲目は、表現力の幅広さを示す「眠り姫」
ここでも森由里子氏の詞の世界が光ります。
千早は単に「歌が上手い」だけでなく、「物語を演じるように歌う」ことができるアーティストです。歌詞の主人公になりきり、切ない表情で虚空を見つめる視線移動の細やかさは、最新のフェイシャルキャプチャ技術の結晶でしょう。

この曲の間奏では、アコースティックギターとの掛け合いが見られました。
激しいディストーションサウンドではなく、あえてアコースティックな音色だからこそ、千早の息遣いや繊細なニュアンスが埋もれずに届いてきます。

4. Arcadia ~アコースティックが生む激情~

MCを挟み、会場のボルテージを一気に上げる「Arcadia」へ。
Elements Garden制作(作詞:白瀬彩 / 作曲:上松範康)のこの曲は、原曲ではデジタルシンセサイザーが多用された激しいサウンドが特徴です。

しかし今回は生バンドによる特別アレンジ。
Acoustic Guitar:睦月周平氏による、スパニッシュな情熱を感じさせる激しいストロークが、楽曲に新たな命を吹き込んでいました。
「ロック=エレキ」という固定観念を覆す、アコースティックならではの打楽器的で生々しい迫力。
「瓦礫の塔」という歌詞に合わせて背景スクリーンに映し出された崩壊と再生の映像美も相まって、千早の「革命の歌姫」だけではない、音楽家としての幅広さを感じさせました。

5. Just be myself!! ~等身大の笑顔~

張り詰めた空気が少し緩んだのはこの曲。
「もっと近くで皆さんの顔が見たいです」と言って歌い始めたのは、ポップで明るい「Just be myself!!」
初期の「歌うマシーン」と呼ばれた千早には考えられなかった、明るく弾むような歌声。
観客席に向かってマイクを向け、「せーの!」とコールを煽る姿を見て、涙ぐむプロデューサーも多数。彼女は本当に、変わった(成長した)のですね。

6. 目が逢う瞬間 ~ジャジーな大人の余裕~

ショートMCで水を飲んだ後、「懐かしい曲を歌います」と前置きして始まったのは「目が逢う瞬間」
765プロの仲間である高槻やよい、水瀬伊織らとのユニット活動などを通じて得た経験が、このグルーヴ感のあるナンバーに活きています。
Piano:滝澤俊輔氏によるジャジーなピアノソロから始まる大人びたアレンジ。
千早の低音ボイスの魅力が爆発していました。
特にラスサビ前の「好きよ」という囁きには、会場中から黄色い悲鳴(と野太い歓声)が上がりました。

7. 細氷 ~武道館を凍らせた絶唱~

ライブ後半戦、会場の空気が一変しました。
温度が数度下がったかのような錯覚。壮大なバラード「細氷(さいひょう)」(作詞:貝田由里子 / 作曲:椎名豪)です。

この曲は、千早の楽曲の中でも最高難易度と言われています。
圧巻だったのはラストのロングトーン。Percussion:山本真央樹氏のリズムすらも静止し、伴奏が完全に止まり、千早の歌声だけが武道館のドーム状の天井に響き渡る。
10秒、15秒……長く、太く、そして消え入るように美しく。
歌い終わった後、拍手が起こるまでに数秒の静寂がありました。あまりの凄みに、観客が拍手することさえ忘れていたのです。
これぞ「歌姫・如月千早」。彼女の真骨頂を見せつけられました。

8. Coming Smile ~アニメEDではない、今の千早の歌~

「細氷」の緊張感から解き放つように、優しく温かい「Coming Smile」へ。
ここで一つ、重要な補足をさせてください。

【注意:楽曲の出自について】
一部のネット情報や検索結果では、この曲が「TVアニメ アイドルマスターのエンディングテーマ」と誤って紹介されていることがありますが、それは間違いです。
「Coming Smile」は、2021年6月16日に発売されたCD『THE IDOLM@STER MASTER ARTIST 4 10 如月千早』に収録された楽曲です。
アニメ放送(2011年)から10年後の千早が歌う曲だからこそ、意味があるのです。

アニメEDのような優しさを持ちつつも、歌詞に込められているのは、多くの経験を経て「笑顔」を肯定できるようになった、大人の千早の心境です。
スクリーンには765プロの事務所の風景がセピア色で映し出され、過去を懐かしみながらも未来へ進む彼女の姿に、胸が熱くなりました。

9. 約束 ~765プロの絆と奇跡~

本編ラスト。
MCで千早はこう語りました。
「私は昔、歌うことしか持っていませんでした。歌がなくなったら、私には何も残らないと思っていました。でも、今は違います。私には、帰る場所がある。待っていてくれる仲間がいる。だから、私はどこまでも遠くへ飛べるんです」

そして始まったのは、やはりこの曲。「約束」(作詞:森由里子 / 作曲:中川浩二・小林啓樹)。

イントロが流れた瞬間、会場からは嗚咽が漏れました。
アニメ第20話、声を失った千早を救った奇跡の歌。
今日の演出は、その再現であり、それを超えるものでした。

2番のサビ。千早の歌声に、別の歌声が重なります。
春香、美希、雪歩、やよい……。
AR演出により、ステージ上の千早の周りに、色とりどりの光の粒子が集まり、765プロオールスターズのシルエットを形成しました。
仲間たちが幻影として現れ、千早の背中を押し、一緒に歌う。
「一人での武道館公演」だけれど、「心はいつも765プロと共にある」。
千早の目には光るものが見えました(これは比喩ではなく、MR技術による涙の表現だったのかもしれません)。
ラスサビで千早が空を見上げ、満面の笑みで歌い切った瞬間、武道館は今まで聞いたことのないような大歓声と拍手に包まれました。

10. The world is all one !! ~団結のアンコール~

アンコールを求める「千早」コールに応え、Tシャツ姿に着替えた千早が登場。
「アンコール、ありがとうございます! 最後はみんなで一つになりましょう!」
曲は「The world is all one !!」
会場全体でのクラップ、そして合唱。
「Unity!」の掛け声に合わせて、1万人のサイリウムが突き上げられます。
千早もステージの端から端まで走り回り、2階席、立ち見席の奥まで手を振っていました。

11. M@STERPIECE ~夢のその先へ~

ダブルアンコール。
「今日のことは、一生忘れません。私をアイドルにしてくれて、本当にありがとうございました!」
最後の一曲は、劇場版主題歌であり、アイマスの国歌とも呼ばれる「M@STERPIECE」
本来は全員曲ですが、今回は千早ソロバージョン。
しかし、サビでは観客全員が大合唱し、千早の声を支えました。
「夢を初めて願って 今日までどの位経っただろう」
その歌詞が、2005年の稼働から21年という歳月と重なり、涙なしには聴けません。
金色の紙吹雪が舞う中、千早は深く、長くお辞儀をして、ステージを去っていきました。
その背中は、かつての「孤独な少女」ではなく、堂々たる「日本を代表する歌手」のそれでした。

【技術演出】ソニーPCL「groovots」とアコースティックバンドの魔法

今回の公演の成功の裏には、間違いなく技術チームと演奏チームのプロフェッショナルな仕事があります。
ブログやSNSで誤解されがちなポイントを、事実に基づいて解説します。

「ドローン」でも「CG」でもない!群ロボット「groovots」

ステージ上で千早の周囲を舞い、光の演出を行っていた物体。あれを「ドローン」や「CGエフェクト」だと思っていませんか?
実はあれは、ソニーPCL株式会社が開発した群ロボット「groovots(グルーボッツ)」です。

床面を移動する多数の小型ロボットが、協調制御によって複雑なフォーメーションを組みます。
「蒼い鳥」では鳥の群れのように、「細氷」では凍てつく氷の結晶のように。
物理的に実在するロボットが動くことで、空気が揺れ、光が反射する。この「物理的な干渉」こそが、MR(複合現実)で描画された千早の実在感を補強していました。
単なる映像ではなく、質量を持ったロボットが彼女と共にステージを作っていたのです。

「引き算」の美学で作られたバンドサウンド

前述の通り、今回のバンド編成は以下の通りでした。

  • Piano:滝澤俊輔(アイマス楽曲の大家)
  • Percussion:山本真央樹(超絶技巧ドラマーがあえてパーカッションを担当)
  • Acoustic Guitar:睦月周平(ロックやメタルの名手がアコギに専念)

普段は激しいサウンドを得意とする睦月周平氏が、今回はアコースティック・ギターに徹していた点が重要です。
これは、千早のボーカルの繊細なニュアンス、息遣い、そして歌詞の一言一句を観客に届けるための、究極の「引き算」の構成だったと言えます。
爆音で誤魔化さない、実力派たちによる真剣勝負のセッションでした。

【現地レポ】「青い薔薇」が埋め尽くした武道館

現地の様子についても少し触れておきましょう。

「不可能」から「夢かなう」へ

関係者やファンから贈られるフラワースタンド(祝花)の数も凄まじいものでした。
その多くに使われていたのが「青い薔薇」
かつて青い薔薇は自然界に存在せず、花言葉は「不可能」でした。
しかし、バイオテクノロジーの進歩により開発に成功し、現在の花言葉は「夢かなう」「奇跡」「可能性」へと変化しています。

「アイドル単独での武道館公演」。
かつては不可能と思われた夢を、21年の時を経て叶えた千早。
ロビーを埋め尽くす青い薔薇は、まさに彼女が歩んできた道のりの象徴でした。

【重要】今後の展開と「876 Pro Fes」の出演形態について

本公演の興奮も冷めやらぬ中、来月には次の大型イベントが控えています。
ここでも情報の取り扱いに注意が必要です。

THE IDOLM@STER 20th Anniversary 876 PRODUCTION FES.

2026年2月21日から開催される『876 PRODUCTION FES.』。
『アイドルマスター ディアリースターズ』の876プロアイドルたちがメインとなるイベントですが、公式サイトの注釈をよく確認する必要があります。

【重要なお知らせ】
公式サイトには、日高愛(CV:戸松遥)、水谷絵理(CV:花澤香菜)、秋月涼(CV:三瓶由布子)について、「公演当日の登壇はございません」と明記されています。
つまり、キャストご本人がステージに立つライブではありません。

「ついに戸松さんたちが見られる!」と早合点してチケットを購入しないようご注意ください。
しかし、これは逆に言えば、今回の千早公演のように「最新技術を駆使した、キャラクター主体の新しいライブ表現」が行われる可能性が高いとも言えます。
20周年を記念する、かつてない形式のフェスになることは間違いありません。

蒼の系譜は、ここからまた始まる

如月千早 武道館単独公演「OathONE」。
それは、21年という時間をかけて、私たちプロデューサーと千早が共に歩んできた旅路の、一つの到達点でした。

アイマスには「蒼の系譜」という言葉があります。
渋谷凛、最上静香、風野灯織……。
クールで、歌に対してストイックで、時に不器用な「青」のアイドルたち。
その始祖である如月千早が、今日、武道館で示した「実在」と「進化」は、後輩アイドルたちにとっても大きな道標となるでしょう。

千早は言いました。「歌は、どこまでも響いていく」と。
この歴史的な一日を共有できたことに、心からの感謝を。
そして、これからも千早の歌声が、あなたの心に寄り添い続けますように。

「プロデューサー、これからも……私と一緒に歩んでくれますか?」

答えはもちろん、「Yes」ですよね!


※本記事は2026年1月24日時点の情報に基づいています。最新情報は公式サイトをご確認ください。

 - エンタメ・人物 , , , , , ,